甲子園出場名門校野球部顧問が未成年少女ワイセツ目的誘拐で逮捕!

香川県さぬき市の私立藤井学園寒川高校教諭で、野球部顧問の筒井晋一郎容疑者(38)が、あろうことか17歳の少女に対するわいせつ目的誘拐の疑いで、県警東かがわ署に逮捕された。

「11月11日の午後11時過ぎ、東かがわ市の路上を車で走行中、歩いていた知り合いの17歳少女に『もう11時やけん、帰るぞ』と声を掛け、自分の車に乗せてホテルへ連れて行ったそうです。少女は容疑者がチェックインの手続きをしている隙に、ホテルの駐車場から逃げ出しました。自宅に帰った少女は事情を母親に報告し、すぐに被害届を提出しました」(捜査関係者)

警察によると、この少女は寒川高校の元生徒で、筒井容疑者の教え子だった。現在は高校を中退して社会人になっているという。

筒井容疑者は、高松商業高校から亜細亜大学に進学。高校、大学を通じて野球に打ち込み、大学卒業後の2007年から寒川高校で教鞭を執っている。同時に野球部での指導にも力を注いできた。

前監督も児童ポルノ製造で逮捕されていた…

香川県は高松商、尽誠学園など野球の名門校が多いが、寒川高校も09年と15年に夏の甲子園に出場したほか、県内予選では常にベスト4に顔を出す強豪として知られる。筒井容疑者も09年、15年はコーチとして甲子園に出場している。

寒川高校は野球だけではなく、5年制の看護学科を有するユニークな面も持つ。

「それだけに学校経営者はスキャンダルを恐れ、隠ぺい体質がはびこっていた。筒井容疑者は13年に監督になったのですが、このときは前監督が児童ポルノ製造で逮捕された後任で、15年に筒井容疑者が身を引いたときも、自らの体罰の責任を取ったといわれています。その後もコーチは続けていました」(学校関係者)

〝隠すより現る〟は、学校の体質なのだろうか。

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