2月10日、テレビ朝日の亀山慶二社長が経費私的流用で辞任した。同局プロデューサーらによる横領が繰り返されてきた過去から、テレビ界ではテレ朝を「横領の温床」と揶揄している。
まず2006年には、名物番組『川口浩探検隊シリーズ』を大ヒットさせ、『奇跡の扉 TVのチカラ』などを担当したチーフプロデューサーのK氏が不正な経理操作で懲戒解雇された。
「東京国税局の税務調査がテレ朝に入り、約1億6000万円の申告漏れが発覚したことで、K氏の横領がバレたんです。K氏は下請けの制作会社に制作費を水増しさせたほか、架空請求させた金をキックバック。銀座や六本木の高級クラブで毎晩のように散財していた。K氏が銀座で豪遊した金は『約10年間で10億円は下らない』といわれていました」(業界関係者)
13年には『銭形金太郎』や『ストリートファイターズ』などを担当していた編成制作局のI氏が、同じく下請け会社に水増し請求や架空請求させて、1億4100万円を着服したとして解雇されている。
全責任は“テレ朝のドン”
「4年後の17年には、テレ朝のドル箱ドラマ『相棒』や『ドクターX』などを担当した総合編成局ドラマ制作部の部長・K氏が、『週刊新潮』に不倫を報じられたのが発端となり、計605件の飲食代、約559万円の私的流用がバレて部長職を解職された」(テレ朝関係者)
皮肉にも不正を起こした3人は、高視聴率を獲得したテレ朝の功労者だった。亀山氏も大型スポーツ案件を持ってきた貢献で、19年に社長に就任している。
当然、亀山氏の辞任で社長を兼任することになった〝テレ朝のドン〟早河洋会長の責任を問う声も上がっている。
「早河氏は06年に横領で解雇されたK氏の上司筋にあたる。亀山氏とも師弟関係にあった。早河氏がトップに君臨してから約13年間、亀山氏の件も含めて3件も部下が不正を働いた。早河氏に厳しい処分を下さなければ、テレ朝の悪しき体質は変わりませんし、もはや社員にも示しがつきませんよ」(民放関係者)
それにしても、晩節を汚すドンはナゼか多い…。
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