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新型コロナ“あの後遺症”に怯える男性芸能人たち「テレビ番組クラスター」の恐怖

松本人志
松本人志 (C)週刊実話Web

芸能界のコロナ・クラスターは、収まるどころか加速の一途を辿っている。

夫のアンジャッシュ・渡部建が「多目的トイレ不倫騒動」から復帰したばかりの佐々木希は、テレビ東京系の主演ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』で〝番組クラスター〟が発生し、自身も感染。歌手の藤井フミヤや女優の福原遥、ジャニーズの人気グループ・ふぉ~ゆ~の福田悠太などの感染も報告されており、「テレビ局の感染対策」に疑問の声まで上がる事態に発展しているのだ。

そんな中、2月18日にはお笑い界の大御所・ダウンタウンの松本人志が感染を発表。フジテレビ系で放送されている日曜朝の情報バラエティー番組『ワイドナショー』でクラスターが発生し、13日放送回に出演していたMCの東野幸治、同局の山崎夕貴アナ、フリーの石井亮次アナ、Aマッソ・加納の感染が判明し、パニックになっている。

「もともと、各地の劇場などで共演機会が多く、若手はルームシェア率も高いお笑い芸人の感染確率が高いと指摘されていましたが、ついに松本まで感染したことで、業界ではシャレにならない異常事態という認識です」(芸能記者)

“ルッキズム”でイジりがNGに

最近報告された有名お笑い芸人の感染者だけでも、麒麟の川島明、アンガールズの田中卓志、東京03の角田晃広、バカリズムなど枚挙にいとまがない。バナナマンの日村勇紀に至っては、妻のフリーアナウンサー・神田愛花と夫婦で感染。各番組の収録などに多大な影響を及ぼしているのである。

こうした男性芸能人たちは、コロナによる〝あの後遺症〟にも怯えているという。

「脱毛ですよ。芸人さんなら、最悪、笑いに変えることもできますが、イケメンの俳優さんや歌手の方々の悩みは深刻。もはや感染は仕方がない状況ですが、後遺症でハゲてしまえば今後の芸能活動に大きな支障が出ますからね。みんな、戦々恐々としてます」(民放スタッフ)

芸人でも「今の時代背景ではキツい」と言うのは、先の芸能記者だ。

「昭和・平成とお笑い番組などでは鉄板ネタだったハゲ、チビ、ブス、オカマといったイジリが、今のテレビ界では絶対NGなんです。見た目で笑いをとることが〝ルッキズム(外見にもとづく差別)〟にあたるという理由で、CMスポンサーからクレームが入るそうですよ」

ブラックマヨネーズの小杉竜一のようにマシンガントークができればハゲ以外にも需要があるが、そのまんまの〝ハゲネタ〟でブレイクしたトレンディエンジェルは仕事が激減。テレビで見ることはほとんどなくなった。

今後は、某大物キャスターのように「一目で分かる」ヅラをかぶっていても、誰もイジれなくなりそうだ。

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