「多目的トイレ」を悪用したゲス行為発覚により、およそ1年8カ月の芸能活動自粛を余儀なくされていたお笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建が2月15日、千葉テレビで放送されている冠番組『白黒アンジャッシュ』で復帰を果たした。
「通常はゲストを迎え、相方の児嶋一哉と軽妙なトークを展開するのですが、渡部が復帰した15日の放送は単なる〝公開説教〟に終始しました。2人ともダークスーツ姿で、渡部はひたすら謝罪する内容。児嶋は児嶋で、あらためて渡部の人間性をことさら非難し、最後に〝これからガンバって――〟などと繕って見せましたが、とても前向きさを感じられるものではありませんでしたね」(芸能記者)
児嶋は「お前のためというより、お前の奥さん、子どものため」などと、復帰を許した経緯を説明。一方で渡部は「ダメ元で再チャレンジして玉砕するっていうことの方が、息子に見せる背中としてはいいんじゃないかなっていう話はすごくした」「どうなるか分からないけど、とりあえず一歩を進みだそうと」と、決意を語っていたのだが…。
「千原ジュニアが暴露しましたが、番組放送後、彼のマネジャーが『千原兄弟』のトークライブに出演オファーを出したところ、断られたそうです。〝玉砕覚悟〟は、まだまだできていないようですね」(同・ライター)
豊洲“出勤”に600万円超えのベンツ!?
復帰番組では、自粛期間中に東京・豊洲市場の仲卸業者で〝みそぎバイト〟にいそしんでいたことも渡部本人が言及。「報道では出禁となっているけど、今も行かせてもらっている」「お給料はもらっていないけど、これもってきなと魚をいただいている」「ありがたいことに、豊洲の会社の人たちからは、『うちは全く気にしなくていいよ』と言われ、報道の翌日からも行かせてもらっている」などと説明していたのだが、周囲はそれほど温かな目で見てはいなかったようだ。
「出勤には600万円超えのベンツを使用。毎日働いていたわけでもなく、空いた日に適当に店に立ち寄る程度で反発を買っていましたよ。一度、声を掛けましたが、対応も上の空でしたね」(豊洲市場関係者)
妻の佐々木希のインスタグラムでは、渡部がバイトする店から《海産物が届きました》と報告するなど、〝ステマ〟を疑われる始末。それもそのはず、この仲卸業者は大手芸能事務所幹部の親族が経営しているというのだ。
「キー局への復帰も、この大手芸能事務所が強力にプッシュしているようですが、大手スポンサーが首を縦には振らないでしょう」(前出の芸能記者)
今後もまだまだ前途多難と言えそうだ。
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