NHK上層部が『嵐』松本潤の不甲斐なさと不人気ぶりに頭を抱えている。
「局内の幹部らは異口同音に『なんだ、マツジュンは数字を持ってないぞ』とザワつき始めています。確かに、あの数字を見ると大丈夫なのかと暗たんたる気持ちになりますよ」(NHK関係者)
現在、松本が主演を務めている木曜21時放送のドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)。過去には『緊急取調室』や『BG~身辺警護人~』、『ドクターX~外科医・大門未知子~』など数多くの人気ドラマを輩出したテレ朝が誇る名門枠だが、肝心の視聴率がついてこないのだ。
「第1話(1月20日)は11.5%でスタート。第2話(1月27日)は10.7%とダウン。第3話(2月10日)はついに一桁の8.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)に突入してしまった。5%を切れば打ち切りライン。ジャニーズやテレ朝上層部は気が気でないはず」(芸能プロ関係者)
そもそも、不思議なのは先に記したNHK局内のリアクション。なぜ、テレ朝で放送されるドラマ『となりのチカラ』の視聴率に一喜一憂するのか。
「来年放送されるNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めるからです。制作費は10億円以上もかかる。基本、大河ファンはジャニタレ嫌い。そんな事情の中、あえて勝負に出たわけです。『となりのチカラ』があまりに低視聴率で終わった場合、大河に悪影響が出てくるのは必至です」(制作関係者)
他のメンバーも各局でお荷物化!?
別の関係者は現在放送されている大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と比較されることを懸念している。
「三谷幸喜氏脚本のため、豪華なメンバーが揃った。視聴率も13~17%台と高視聴率をキープしている。当然、松本主演の『――家康』は『鎌倉殿――』が基準になるわけです」(同・関係者)
期待に反し『となりのチカラ』がコケた原因を分析すると、
「マツジュン演じる主人公は別の見方をすれば、ただのストーカー。主人公に魅力がない上、脚本がつまらない」(テレ朝関係者)
それ以上に致命的な理由があるという。かつて一時代を築いたアイドルグループの〝嵐人気〟は今や地に落ち、ファン離れが加速しているのだ。
「二宮和也の主演特番ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系)は視聴率4.9%。相葉雅紀の連続ドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系)は8話平均で5.5%。『VS魂』(フジテレビ系)や『I LOVEみんなのどうぶつ園』(日本テレビ系)もほんどが一桁視聴率。バカ高い制作費の割に結果を出せないため、各局でお荷物化しているんです」(消息筋)
どうするマツジュン…。
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