歌手の長渕剛が、2月19日に放送されたフジテレビ系のトークバラエティー番組『まつもtoなかい~マッチングな夜~』に出演した。ダウンタウン・松本人志と中居正広が、「会わせてみたい2人」をマッチングし、対談する様子を〝仲人〟として見守る同番組。
長渕は、自身の大ファンであるお笑いコンビ・千鳥の大悟とのマッチングで呼ばれていた。
登場するなり、背後からヘッドロックをかけられた松本が「やっぱ怖いんですよ。もしかしたら怒って帰るんじゃないかっていうピリピリ感があるんですよ」と話しかけると、長渕は「言うからさ、そういうことを。エンターテインメント(暴れることを)しなきゃいけないんじゃねえか、みたいな気持ちになるときあるよ」と上機嫌。長渕、大悟、松本が、それぞれの仕事を選んだ理由や上京した時の心境などを明かし、「もしも不倫がバレたらどうするか?」との過激なトークに発展した。
冨永愛との不倫疑惑を夫婦で否定
中居がマスコミ役で、「あのデートは本当ですか?」と直撃すると、長渕は「ああ、したよ…」と若干バツが悪そうに回答。大悟が「奥さんに悪いと思わないんですか!」と畳み掛けると、「思うけど、したよ」と答え、爆笑が巻き起こった。
さらに長渕は、「悪いと思うけど、好きになったらしょうがない」とキッパリ。コンプライアンスに厳しい現代では「仕事を取るか、愛を取るかって考えると、やっぱりテレビに出てる人たちは不純よね。やっぱり、そっち(仕事)を取る。まあ生活のことも分かるけどね。俺は愛を取るね」と胸を張ったのだ。
「直近の長渕の不倫疑惑といえば、2015年3月に、自身に師事していたモデル・冨永愛との不倫疑惑を『週刊文春』でスクープされている。妻の志穂美悦子がケガで入院中に、冨永を自宅に連れ込んだことまで報じられ、バッシングされたが、夫婦そろって不倫疑惑を否定。おかげで、長渕は志穂美に対して、すっかり頭が上がらなくなってしまった。言っていることと、やっていることが違っていますが、あくまで〝理想論〟として話していたんでしょう」(芸能記者)
長渕のキャラからすれば、信じられないトーク内容だったが、その背景にはコロナ禍があるという。
「思ったようにライブ活動ができなくなり、会場での物販などでも稼いでいた長渕は、さすがに稼ぎが厳しくなったのではないか。そこで、幅広い世代に自分の存在をアピールするために、昔なら受けなかったようなバラエティー番組のオファーも承諾したんだと思いますよ」(同・記者)
コロナが長引けば、ぶっちゃけキャラが加速するかもしれない。