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『ドライブ・マイ・カー』ヒロイン・三浦透子“お宝フル露出映画”誌上公開!

三浦透子
三浦透子 (C)週刊実話Web

それは衝撃の〝初フルオープン〟だった!

現在、海外では第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞受賞、第79回ゴールデングローブ賞非英語映画賞受賞、国内では第95回キネマ旬報ベストワン、2月8日には世界最高峰の映画賞である第94回米アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚色賞・国際長編映画賞の4部門にノミネートされ、各映画賞を総ナメ、席巻中の話題作『ドライブ・マイ・カー』。

そのヒロイン・三浦透子は今や〝時の人〟。

そんな彼女が、数年前のR-15映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』(2018年)では、堂々のフル露出濡れ場を披露しており、今回の注目度からガ然、お宝映像と化している。三浦が魅せた艶シーンの詳細に触れる前に、まずは『ドライブ・マイ・カー』の評判と盛況ぶりを紹介しよう。

「『ドライブ・マイ・カー』の公開は昨年夏でしたが、その後、評判が評判を呼んでロングラン・ヒットしました。海外の映画賞で受賞してからは〝凱旋興行〟として、さらに拍車が掛かり、現在、TOHOシネマズシャンテなどで再上映中です。3時間近い長尺にもかかわらず、連日満席に近い盛況なのがスゴい。米アカデミー賞の目玉の作品賞に日本映画がノミネートされるのは初の快挙ですからね。この勢いはしばらく止まりませんよ」(スポーツ紙記者)

主演は西島秀俊。舞台俳優兼演出家の主人公が、浮気を繰り返していた妻にその理由を聞く前に死なれる。以後、抜け殻のように過ごす中、仕事先の広島であてがわれた寡黙な女性運転手や、浮気相手の俳優と交流するうちに亡き妻の秘密に迫ることに…というストーリーだ。この映画のどこが受けたのか。

「原作が人気作家の村上春樹という信頼度に加え、東出昌大、唐田えりかのゴシップカップルによる『寝ても覚めても』(18年)などの濱口竜介監督の演出力、そして、西島ら演技陣の充実ぶりでしょう。とりわけ、寡黙な女性運転手に扮した三浦透子は、この演技でキネ旬助演女優賞に輝いたほどです」(映画記者)

二代目「なっちゃん」でCMに抜擢

そんな三浦のプロフィルを追うと、彼女は1996年10月20日、北海道札幌市生まれ。6歳のとき、清涼飲料水「なっちゃん」の二代目としてCMに抜擢された。地元・札幌で活動しつつ、中学で上京する。

中学3年生のとき、学園ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)で注目されて以降、映画『陽だまりの彼女』(13年)、『私たちのハァハァ』(15年)、『鬼談百景』(16年)、主演作『月子』(17年)など小品佳作でキャリアを積む。そして、当時21歳の三浦は、いよいよ前述した濃厚濡れ場作『素敵なダイナマイトスキャンダル』に至るのである。

「この問題作は、新感覚のエロ雑誌などを続々創刊し、昭和のアングラ・カルチャーを演出した稀代の雑誌編集長・末井昭氏の自伝的エッセイの映画化です。若手俳優・柄本佑が常識破りの主人公を熱演しているのも話題になりました」(前出のスポーツ紙記者)

映画評論家の秋本鉄次氏も、同映画を公開当時から絶賛していた1人だ。

「地方から上京し、キャバレー、ピンサロ、エロ雑誌など風俗まみれの逞しい人生を突き進む主人公に世代的共感が大でしたね。特に、取り締まる側の警視庁や抗議する良識派などを相手に、主人公がのらりくらりと珍妙な防戦をするあたり、痛快そのもの。R-15作品だけに、当然、エロス方面も豊富な傑作ですよ」

そのエロスを担う1人が、主人公・柄本とやがて深い仲になる新入社員役の三浦透子というわけだ。他にも、妖艶で奔放な母親役に尾野真千子、ストレスをぶちまける妻役に元『AKB48』の前田敦子と豪華女優陣だが、ここは一肌も二肌も脱いでいる三浦が存在感を示している。

むちむちと肉感的な三浦が気になり、口説き始める柄本。コインの裏表次第で次の行動を決めるちょっと変わった女の子でもある。「用事があるから」と一度フッた柄本のいる店に再び舞い戻って来て、次のシーンではいきなりラブホテルとなるのだから、速攻もいいところ。三浦は鏡に映しながら柄本と激しく抱き合う。濃厚な接吻を含め終始、彼女の方が積極的だ。

三浦は身長157センチ、見え隠れする豊満バストは〝E級〟はあるであろう美しさ。鼻の横にあるホクロもセクシーに息づく。

柄本の「彼女が別の男と付き合っているのは知っていた。でも、それだけに嫉妬の炎がメラメラとし、彼女を捕まえようと必死になっていた…」という独白が入ると、なおも三浦は艶然とほほ笑み、自らその身体を激しく動かし、快感を貪るのであった。

一糸まとわぬ熱演がアカデミー賞につながった!

こうして、ただれた関係はしばらく続く…。やがて、会社を辞めた彼女から自宅へと電話がかかってくる。唐突に「病気であと3日で死ぬから来て」、「結婚して」との脅しをかけたり、バストがはだけそうな姿で会社に乗り込んで来たりの〝奇行〟を繰り返す。

「70~80年代によくいましたよ、こういう女の子。奔放で情緒不安定な〝フーテン〟みたいなの。彼女はそんな女性像を自然に演じていましたね。大胆な脱ぎっぷりも見事でした」(前出・秋本氏)

その果敢な艶姿は当然のように、まだまだ続く。

疎遠になってしばらくした後、腐れ縁のように「ホテル行こうか」となり、ベッドの上に座った三浦は、しずしずと躊躇なく衣服を落とし始める。そんな少しアンニュイ感漂う美バストの全体像は、やがて真正面の位置となり、画面全体を支配する。柄本は、そんな彼女の背中にある生々しい傷をやさしく撫でる…。

4年近く前のこの衝撃作で鮮烈な印象を残した三浦透子。この一糸まとわぬ熱演がカンヌ受賞作、米アカデミー賞ノミネート作の『ドライブ・マイ・カー』へとつながったといっても過言ではないだろう。

「ルックス的には上野樹里タイプと言えるでしょう。演技力に加えて、作品の必然性次第で〝フル露出〟とあらば、鬼に金棒ですよ。まだ25歳と意外にピチピチで若いのも強みです。今後、さらにオファーが増えるのは確実でしょうね」(前出の映画記者)

すでに三浦は、歌手としてもファーストアルバムも出し、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』には、主人公・ひなた(川栄李奈)の幼なじみ役で出演している。全国区の人気も間近だ。

前出の秋本氏は三浦の今後に太鼓判を押す。

「最近は、伊藤沙莉、岸井ゆきのなど、小柄で丸顔の個性派美人がブームです。彼女もそのラインに乗るでしょう。これからも面白い個性を発揮しそうな女優ですよ」

すでにお宝映像化した三浦透子〝完脱ぎ〟を眺めつつ、3月27日(日本時間28日)の米アカデミー賞発表・授賞式を待とう。

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