北京冬季五輪のカーリング女子「ロコ・ソラーレ」が準決勝に進出した。
2月17日に行われた首位スイスとの一戦では逆転負けを喫し、試合後にスキップの藤澤五月が涙する場面もあったが、同時刻に行われていた試合で、韓国がスウェーデンに敗北し、2大会連続の準決勝進出を決めたのだ。
まさに薄氷を履む展開だったが、視聴者は勝敗同様、「あること」が気になっていたようだ。
前回の平昌五輪では、競技中にメンバーが声をかけ合う「そだねー」が話題になったが、今回の大会では、「ナイッス~!」のかけ声に変わっていたのである。
ツイッターでは、「ナイッスゥ~」「3点スチール!! ナイッス~!」といった使い方が大流行。和気あいあいと楽しみながら試合を進めるチームに、「ほっこりする」といった声も上がっていた。
アンチは「もぐもぐタイム」も批判
しかし、「そだねー」を使わなくなったことを疑問視する声も。
《「ナイッス~!」もいいけど今回の五輪では「そだねー」っていわなくなったよね。なんでだろう?》
《やっぱ、カ-リングは「そだねー」がないとな。かけ声にも流行があるのかなぁ》
《「ナイッス~!」はあまりにも普通で、さすがに流行語にはならないだろうね。なんで「そだねー」いわないんだろ》
《監督から「そだねー」禁止令が出てたりしてw 「ナイッス~!」は一歩間違うと村西とおる監督っぽくて違和感があるw》
チームが銅メダルに輝いたこともあり、「そだねー」は『2018 ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞に選ばれたほどだったが…。
「もともと『そだねー』は、〝そうだね〟の北海道弁で、地元ではごく普通に使われている言葉です。ところが、一部のアンチからは『ウザい』や『あざとい』と反感を買ったため、今回の大会ではあえて口にしないよう、メンバー同士で決めていたようです」(スポーツライター)
ネット上では、ロコ・ソラーレの地元・北海道旭山動物園の餌やりタイムが語源の「もぐもぐタイム」まで批判する声があるというが、アンチなど気にせず、準決勝では「そだねー」も使ってもらいたい。