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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~川口「GⅠ開設70周年記念グランプリ」展望【後編】

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『オートレース』情報 (C)週刊実話Web

川口オート伝統のGⅠといえば、『開設記念グランプリ』。先週に引き続き、シリーズの展望を記したい。今週は遠征選手について。

ネームバリュー組では青山周平、早川清太郎、鈴木圭一郎、金子大輔、伊藤信夫、木村武之、佐藤貴也、有吉辰也、松尾啓史、佐々木啓といった面々だ。

やはり全国トップの青山は、地元川口勢にとって相当に手強い存在だろう。昨年暮れのスーパースター王座決定戦を制し、大会3連覇。年明けからも緩むことなく4優出3優勝。スーパーハンデにならなければ、優勝候補の筆頭は不動だろう。

続くのは鈴木。スピードは青山をしのぐものがある。ハンデ戦での「追い抜き」にややムラがあるが、先頭に立った鈴木を捕まえられる選手は誰もいないだろう。従って、ハンデ位置とハンデ構成によって評価を分けたい。

試走気配をしっかり把握して楽しもう!

両者に僅差で続くのが早川。近況の動きは中堅上位。もうワンランク上の状態になれば、青山、鈴木と互角の評価となる。

また、この時期に強さを発揮する伊藤、木村も強烈。ともにタイヤがグリップする季節は大歓迎で、近況の状態は良好。試走で他を圧倒するような数字を叩き出すようなら、相手が誰であろうと互角以上のレースを見せてくれそうだ。

暦の上では春でも、まだまだ真冬のスピード戦が繰り広げられる開設記念グランプリ(2月19日~23日)。試走気配をしっかり把握して楽しみたい。

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