俳優の東出昌大が、所属事務所ユマニテとの専属契約を2月14日付で解消された。
同社は、15日に畠中鈴子社長名義でコメントを発表。まずは、東出と唐田えりかとの不倫発覚以降の事務所側の対応から書き出した。
「2年間にわたって、弊社はさまざまな問題に全力で対処してまいりました。そして、また、彼の俳優としての再生への道も模索してまいりました」
当然、東出自身も「同じ思いで進んでいるはず」だと思っていた事務所側は、昨年10月に撮影現場となった地方の宿泊先に交際中の20代女性を招いていたことが発覚し、今回の契約解除に至ったと説明。東出を突き放すかのような文言が続く。
「昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時 私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上 共に歩くことはできないという結論に達しました」
暴露系ユーチューバーの選択肢も
1月いっぱいで契約解除されるとの報道もあったが、延期になっていた東出。今月上演された主演舞台の稽古場には、実家から借りたボコボコの車を自ら運転して通っていたが、このときからすでにマネジャーも付いていなかったという。
「結局、主演舞台も大コケ。土日も客席がガラガラだったと報じられています。事務所さんも、若手俳優たちの売り出しにも力を入れているので、もう東出のクビを切っても問題ないという判断だったのでしょう」(テレビ局関係者)
今後は個人で活動していくという東出だが、先の見通しは立っていない。
「主演舞台は、ハメを外したごく普通のサラリーマンが違法薬物に手を出して道を踏み外すストーリーでした。この冬に公開予定の映画『天上の花』も、妻にDVをふるう詩人役。2作品ともスキャンダルを地で行くダメ男役で、一定の評価はされているものの、さわやかな役柄などは難しい。今後、仕事の幅も広がりそうにありませんし、民放キー局もフリーの東出さんをわざわざキャスティングしないでしょう。表舞台で、彼の姿を見ることは極端に少なくなりそうです」(同・関係者)
これでは、離婚した杏が親権を持つ3人の子どもたちへの養育費や、事務所が肩代わりしてくれた慰謝料などは、とても払えないだろう。
「思い切って他業種に挑戦するかもしれませんね」というのは芸能記者だ。
「フリーになったら、営業なども自分でこなさなければなりませんが、俳優一本でここまできた東出は、すぐに頭を下げて仕事をもらいに回ることなどできないはずです。まずは手っ取り早くYouTubeでも始めてみるんじゃないですか。これまでの不祥事の裏側を打ち明ける暴露系ユーチューバーになればバズること間違いなしですが、彼のプライドが許すかどうか」
そんな東出にも、オファーを出す業界もあるという。
「艶系DVDのメーカーは、かなり以前から東出を男優にしたいと狙っているようです。ホスト業界も熱視線を送っていますから、いよいよ本人に接触するかもしれませんね」(同・記者)
捨てる神あれば拾う神あり。
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