(画像)Ollyy / shutterstock
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“ギャラ飲み”“パパ活”が脱税に!? 国税局が「税金申告漏れ」を調査

今年も国民の義務である確定申告の時期がやってきた。コロナ禍で〝ギャラ飲み〟アプリや〝パパ活〟アプリに登録して生活を支えてきた女性たちが、税務調査におびえている。


「副業で年間20万円を超えたら確定申告の義務が生じます。ギャラ飲みやパパ活で稼いできた女性たちは、ほとんど税務署に申告していないのが実情です」(都内の税理士事務所)


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そんな折も折、ツイッターで〝業界シェアナンバーワン〟とされるギャラ飲みアプリの運営会社に、東京国税局の税務調査が入った。


「アプリに登録されている女性の名簿を押さえられたようです。リストに載った女性が、税務調査を受けているという情報も流れています」(銀座ホステス)


一昨年4月、緊急事態宣言が発令。ホステスたちは店に客が来ないため、自宅待機で無収入の生活を強いられた。


「彼女らはギャラ飲みやパパ活に助けを求めた。水商売の女の子だけでなく、職を失った一般女性も利用するようになって、専用アプリも利用者が急増したんです」(風俗ライター)

税務署は取れるところから取る…

ギャラ飲みは容姿によって価格が違うが、相場は2時間で1~2万円。

銀座の某クラブに在籍する30代のホステス・T子さんは、「店が時短でお客を持っていない私は自宅待機になったので、ギャラ飲みアプリに登録しました。2時間で2万円でした。ギャラ飲みだと私服だし、美容院にも行かないで済むから2万円が丸々懐に入る。週に3回以上は呼ばれるから、月に30万円近い収入があった」という。


大半の女性はギャラ飲みやパパ活で稼いだ金には、〝税金がかからない〟と思い込んでいるようだ。


「税務署は取れるところから取ろうとしますからね。国税が登録者リストを作成した後、所轄の税務署が税務調査することになります。確定申告が必要なのにしていない無申告の場合、加算税が課されて納める税金が増えることもある。1000万円クラスの税金を支払わされる女性も出てきますよ」(公認会計者)


税務署に慈悲はない!