土屋太鳳 (C)週刊実話Web
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映画『大怪獣のあとしまつ』ヒット中なのに酷評の嵐!「下ネタ満載でデートが気まずく…」

公開中の映画『大怪獣のあとしまつ』が異例の大ヒットとなっている。土日だった2月5日と6日の2日間で動員8万8000人、興収1億2200万円。初登場で「全国映画動員ランキング」の3位を記録しているのだ。


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同映画は、ドラマ『時効警察』シリーズの三木聡監督・脚本による空想特撮エンターテインメント。ジャニーズの人気アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の山田涼介が、「大怪獣の死体処理」という難題を命じられる特務隊員を演じるほか、土屋太鳳、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行ら人気俳優が多数出演するなど、公開前から話題になっていた。

『シン・ゴジラ』路線を期待すると…

ところが、なぜかネット上の評価は「酷評」ばかり。映画レビューサイトを覗いてみると、その理由が理解できる。
《死体をどうするという視点が斬新だったのに、単なるコメディ映画だった。しかも下ネタ満載。デートが気まずくなりました》

《金を返して欲しいくらいの最悪クソ映画だった。くだらない下ネタや不倫の話など、一体ナニを伝えたいのかサッパリ分からない。すべてが中途半端な作品》


《人気俳優が出演してるから期待していたのに、中身はスッカラカン。あまりの酷さに脱力しました》


《語るべき内容はありません。完全に観客をナメた作品です。星0・5》
「怪獣の死体処理」をテーマにしているため、当初は特撮ファンからも期待の声が上がっていたが…。

「実際に怪獣が現れたら、日本政府や政治家、官僚たちはどう対処するのかをリアルに描いた庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』のような作風を期待していた人にとっては不満でしょうね。フタを開けてみれば、ただのコメディー作品だったことで、大ブーイングが起こっているのも納得できます。よくよく考えてみれば、あの『時効警察』を手掛けた三木監督が手掛けているのですから、コメディータッチになるのは当然。配給会社の宣伝の仕方も〝リアル路線〟を期待させる演出でしたからね。ただ、宣伝と実際の作品のギャップで話題作りを狙う戦略だった可能性もありますよ」(映画ライター)


興行的には大成功しているのだから、やったもん勝ちだ。