スポーツ

羽生結弦“信者”が大暴走!リンクに穴を作った「犯人探し」でロシア選手を脅迫!?

羽生結弦
(画像)Iurii Osadchi / Shutterstock.com

北京冬季五輪に出場しているフィギュアスケート男子の羽生結弦選手が、2月8日に行われたショートプログラム(SP)で8位に終わったことが波紋を呼んでいる。

羽生選手は、リンクに穴があったことで4回転サルコーが1回転となり8位に沈んだ。その後、ネット上ではリンク上の穴を作った〝犯人探し〟が始まり、ロシアのアンドレイ・モザレフ選手の名前が浮上。同国のメディア『スポーツ・エキスプレス』が、「私たちのスケーターは羽生のファンから殺害の脅迫を受けている。そしてロシア人の授与式はキャンセルされました」と報じる事態に発展しているのだ。

「モザレフは、羽生の直前に滑走したため、疑われているようです。こうした書き込みがネット上で拡散し、モザレフ選手のSNSにも非難の書き込みが殺到している。あまりの大炎上に、モザレフ選手はインスタグラムを閉鎖。8日に予定されていたフィギュア団体のメダル授与式が、急きょキャンセルになったのも、モザレフ選手が脅迫されたことが原因だと言われています」(スポーツライター)

「ファンのモラルが問われる」

ネット上には、〝犯人探し〟をしている羽生ファンに対する怒りの声があふれている。

《誰かのせいにして怒りをぶつけたいのかもしれないけど、これはあまりにも酷い。そもそも本当にこの選手が穴を開けたか分からないし、そうだったとしても不可抗力だろ》

《まさか本当に犯人探しに発展するとは思いもよらなかったな。世界中の羽生ファン、マジで恐るべし》

《リンクに穴を作った『犯人』など特定できるわけがない。ロシアの選手が本当にかわいそう》

《ロシアの選手を犯人扱いって…。そんなことしても羽生くんが喜ぶわけないじゃん! もうこんなことやめてほしい》

《まじでファンのモラルが問われるな。いろいろありすぎだろ、北京オリンピック!》

一方、一部のアンチからは、羽生選手本人を批判する声も上がっている。

「2016年の世界選手権の公式練習で、カザフスタンのデニス・テンに滑りを妨害されたとして、羽生が『それはねえだろ、お前!』と激怒したことを引き合いに出し、今回も『そもそも穴のことを大げさに口にしなければ騒ぎにならなかった』などと、あたかも羽生が悪かったかのような書き込みも見受けられます」(前出・スポーツライター)

それだけ羽生選手が世界中から注目されている証拠だが、選手を誹謗中傷しても結果は覆らない。羽生ファンも、フリーでの巻き返しに期待して、静かに見守るべきだ。

あわせて読みたい