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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~川口「GⅠ開設70周年記念グランプリ」展望【前編】

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川口オートの春は、GⅠ開設記念とともに訪れる!

『GⅠ開設70周年記念グランプリ』が、2月19日に開幕。オートの聖地で繰り広げられるこの5日間を、2週にわたって展望していきたい。今週は地元川口勢の有力どころについて、近況を含めて紹介する。

地元組の筆頭は永井大介だろう。先の飯塚『GⅡオーバルチャンピオンカップ』で、不安定な路面状況ながら優勝を飾った。準決勝では3秒325という破格のタイムを計時し本格化の気配。地元でも永井らしい快速ぶりを見せてくれそうだ。

永井大介と同等の評価が必要なのは…

続くのは黒川京介。昨年暮れのSS王座決定戦で演じた優勝争いは記憶に新しい。まくり主体だけに展開に左右される面があるが、スタートの切れ味は相変わらず強烈。短ハンデとなる記念は、一気の速攻が最大の武器となるだけに、永井と同等の評価が必要だ。

また、飯塚GⅡで永井と優勝争いを展開した若井友和も好調。良走路での「出来」は、本人からも完調のコメントが聞かれており、イン強攻は冴え渡っている。地元なら一層、マシンは折り合うはずで、期待したいところ。

逆に、ワンランク上の仕上がりが求められるのが中村雅人。決して悲観する動きではないが、GⅠで勝ち切るには「もうひと伸び」欲しい。佐藤摩弥についても、いまだ本格化しておらず、試走の気配には細心の注意を払いたい。

次週は、強豪遠征陣の有力どころを紹介する。

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