今春のセンバツ甲子園は、これまでとは違った意味で〝波乱の大会〟となりそうだ――。
「岐阜県の大垣日大が東海地区2校目として選ばれました。最も驚いていたのは、同校の阪口慶三監督かもしれません。春夏合わせて32度の甲子園経験を持つ名将は開口一番、『100%ないと思っていた』と言っていました」(地元メディア)
出場校32校が決定したのは1月28日。センバツ大会は前年秋の地区大会と、11月に開かれた明治神宮大会の成績をもとに出場校を選んできた。
32校のうち、1校が神宮大会優勝校、3校が21世紀枠となり、残り28校分が全国の各地区に割り振られる。今回、東海地区の代表校が発表された途端、日本中が首を傾げたのだ。
「甲子園大会の伝統、歴史が影響したのでしょう」(スポーツライター・飯山満氏)
日本高野連によれば加盟校は3890校。先の代表28校分が北海道、東北、関東・東京、東海、北信越、近畿、中国・四国、九州・沖縄の各地区に振り分けられて、選考委員会がそれを決める。
各地区の割り振り数にも疑問…
「東海地区に割り振られた学校数は『2』。地区優勝校の日大三島、準優勝校の聖隷クリストファー(ともに静岡)にスンナリと決まると思われていました。4強止まりの大垣日大が聖隷クリストファーに代わって選ばれ、選考委員会は『(センバツで)勝つ要素が多かった』と説明しました」(前出・地元メディア)
日大三島と同じ静岡の聖隷クリストファーは強豪校だ。大垣日大にも好投手が2人いるが、それが準優勝校を差し置いて選ぶ理由になるのだろうか…。
しかし、時間を置いて調べていくと、その真相も見えてきた。
先の28校の割り振りだが、3890校から28校を選ぶとなると、およそ140校に1校の割合だ。しかし、東海地区の加盟校429校に割り振られたのは「2」。それに対し、同428校の中国・四国地区には「5」が割り振られた。この差が「センバツ本番で勝てる高校は?」と、おかしな見解を選考委員に持たせたのだろう。
「確かに、甲子園の歴史を作ってきた学校が関西、四国に多いのは否定できませんが…」(同)
センバツ出場が決まった大垣日大には、辞退を求める電話やメールが殺到しているという。高野連は「地区の差」を再検討すべきではないだろうか。
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