清原和博 (C)週刊実話Web
清原和博 (C)週刊実話Web

芸能界より甘い!? 覚醒剤・脱税・賭博…プロ野球界“ワルい奴”総ざらい!

「某球団ドラフト1位の選手が入団会見で『ファンや子供たちに夢を与える職業だと思うので、社会人として恥ずかしくない責任感のある行動ができるプロ野球選手を目指したい』と語っていましたが、本当にそうあってほしいものですね」(スポーツ紙記者)


開幕した北京冬季五輪に負けず劣らず、キャンプインしたプロ野球も盛り上がっている。しかし、プロ野球の世界は、芸能界以上に〝ワルい奴〟が跋扈していたのも事実。あらためて〝その道の有名人〟から〝知られざる選手たち〟まで、総ざらいをしてみよう。


「球界ナンバーワンの衝撃といえば、何と言っても〝番長〟こと清原和博氏でしょう。彼は現役時代から後輩への暴力やイジメ行為をウワサされ、引退後にはドヤ顔でタトゥーを自慢するなど、〝アウトロー〟への憧憬を剥き出しにしていた人物。2014年、ついに週刊誌で薬物疑惑が報じられましたが、テレビのバラエティー番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、明確に否定していました」(夕刊紙記者)


しかし16年2月、覚醒剤の所持と使用で逮捕・起訴・有罪判決となり、公共の電波で大ウソをついていたことが明らかに。20年の執行猶予明け以降は薬物の啓発運動を続けているが、「やっていない」とシラを切っていた男だけに、耳を傾ける者は少ないようだ。


「クスリ使用の上に平然とウソまでついていたのですから、ワルっぷりは、やはり相当なものです」(同・記者)


昨年引退した松坂大輔氏は、プロ2年目の00年9月、無免許運転に駐車違反と、今なら出場停止・契約解除でもおかしくない大罪を犯す。しかし、驚くべきことに、スター選手の松坂をかばうため、警察には当時の球団広報社長が身代わり出頭していた。

球界とは何かと縁が深い賭博…

「引退時には感動ドキュメントが多数放送されましたが、涙の裏で人間性を疑う行為があったことも忘れてはならないでしょう。ちなみに、道路交通法違反では松坂氏以外にも、阪神OBの掛布雅之氏、佐藤義則氏、女性芸人・小原正子の夫としても知られるマック鈴木氏も前科があります」(同)

内容はいずれもスピード違反か飲酒運転。速いのはボールだけにしてほしいものだ。


一方、日本代表監督を務めた小久保裕紀氏は、現役時代に脱税を行っている。時は1997年、球界10選手に相次いで脱税が発覚し、中でも小久保氏は最高額となる3000万円弱もの税を逃れた。


「翌年には在宅起訴され、懲役1年・執行猶予2年・罰金700万円の有罪判決。これでも日の丸を背負う監督になれるのですから、いかに球界が犯罪に甘い体質か分かるというものです」(週刊誌編集者)


脱税・交通違反・覚醒剤と無法地帯な球界だが、中でも縁が深いのは賭博だ。


「87年、麻雀賭博で書類送検されたのは元西武の東尾修氏。15年には巨人3選手に賭博が発覚し、そろって契約解除。それからわずか半年後にはもう1人にも賭博が明るみとなり、彼らに賭博を教えた飲食店経営者と大学院生、暴力団幹部、元組員などが芋づるで逮捕に至りました」(前出の夕刊紙記者)


これらはあくまで氷山の一角。球界人のワルさを紹介するには、いくらスペースがあっても足りない…。何はともあれ、冒頭のドラ1選手が語ったように、全員が責任感のある行動ができるようになってもらいたいものだ。