あばれる君 (C)週刊実話Web
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『冒険少年』ヤラセ疑惑スルーで言い訳ナレーション!「しつこかった」ネット大荒れ

文春オンラインで〝ヤラセ疑惑〟が報じられた『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)の2時間SPが、1月31日に放送された。


この日は〝ヤラセ疑惑〟が出てから初の放送。疑惑の渦中にあるあばれる君が、冒頭で「俺たちが冒険少年だー!」と叫び、出演者たちの過去のVTRにかぶせる形で「冒険少年は大自然を舞台に番組が設定した環境の中で、さまざまなミッションに全力で立ち向かう勇姿を楽しんでいただくアドベンチャーバラエティ」だという〝言い訳〟のナレーションが流れた。


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さらに、「いつだって100%本気で挑戦。時に全力でふざけて、時にみんなで力を合わせて、今夜もドキドキワクワクする冒険をお届けします」と〝言い訳〟を続けたのだ。


「同番組の人気企画『脱出島』の絶対王者・あばれる君が自作したイカダやアイテムなどが、事前に番組スタッフが用意したもので、自力でイカダを漕いで無人島を脱出するシーンでも、スタッフが乗る船に牽引されてゴール付近まで〝ワープ〟していたという疑惑でした」(放送担当記者)


今回は、「脱出島」ではなく、「あばれる山」という企画を放送。あばれる君が川の近くに露天風呂を作る作業中も、頻繁に〝言い訳〟のナレーションが入り、エンドロールでも画面の左上に「※冒険少年は環境・出演者の体調管理に最大限配慮してロケを行っております」とのテロップが表示されたのである。

「自浄作用のないごまかし」

「一時はBPOでも問題視され、番組存続まで危ぶまれていたのですが、結局『視聴者の判断に委ねる』という裁定でした。これでTBSは〝お咎めなし〟と判断し、うまく乗り切りましたね。番組内での謝罪もなしで、〝バラエティー番組の演出〟の範囲内だと開き直った印象です」(前出・放送担当記者)しかし、納得がいかない視聴者も多く、ネットのコメント欄は大荒れに。
《「スタッフが手伝って」「専門家に協力してもらい」と事あるごとにナレーション。スタッフも一緒に映る場面も多くやらせ報道を意識してるなと、、。しつこかったですね。でも、過去の件がこれで帳消しになるとは思いませんがね。結局、考え方が変わらない、自浄作用のないごまかし》

《これがヤラセでないのなら何でも演出で済まされてしまいます。TBSのヤラセ体質はなくならないでしょう。実際冒険するのはスタッフでタレントは現場でそれを見ているか、少し手伝って自分でやった感を出す番組はもう純粋に楽しめません》


《TBSは、政権には厳しいのに自分にアマい…政権には徹底した説明を求めるのに自分がやってしまった事には曖昧な感じで逃げようとする…「BPOのお墨付き」という、言わば身内の裁定でホッと安心したところで世間の厳しい声は残ったまま》


《ダッシュ島みたいに堂々とスタッフとやって、知識人の知恵も借りてやってるってすればいいのに。逃走中、無人島など、周りにあれだけカメラやスタッフがいて気づかない、手を貸してないとかありえんでしょ?みんなやらせと分かった上で他に見るもんないから流してると思ってた》
問題の「脱出島」については、番組公式サイトで「暖かくなった頃に皆さまにお届けしたいと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします」としているが、観る側としては、「どこにヤラセがあるのか」という別の意味での〝ドキドキワクワク感〟しかなくなるだろう。