社会

三浦瑠麗氏が半笑いで“医者がコロナを怖がりすぎてる”発言!「発言の全てが悪質」大炎上

(画像)Krakenimages.com / shutterstock

国際政治学者の三浦瑠麗氏に猛批判が集まっている。1月28日深夜に出演した『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)での新型コロナウイルスのオミクロン株についての発言が問題視されているのだ。この日の番組テーマは、「オミクロン株急拡大と日本社会」。

三浦氏は、半笑いで「普通の医者がですね、コロナを怖がりすぎてる」との持論を展開した。

「いわゆる私たちと同じようにワイドショーを観て、オミクロン株がドッダーンと拡大されて、なんかおどろおどろしい音楽が流れて、ダーンダーンダーンと。なんかもう、そういう感じの感覚で怖がってるんだろうな、と」

この三浦氏の発言に対し、同番組に出演していた上昌広医師が即座に抗議。「三浦さん、それはちょっとひどいですね」と反論した。

「私、医師会の擁護はしないですけど、私もコロナ患者を診てます。怖いですよ。外来で1日何十人と検査したら怖いんです。事実、お医者さんは世界中でたくさん亡くなっているんです。その最前線に立つお医者さんというのは、専門医の方もいらっしゃいますけど、一般のクリニックが立っているんですよ。そんな怖くない医者なんて、いないんです。それだったら、三浦さん、立ってみられたらいいんですよ」

すると、三浦氏は笑いながら「私、医者じゃないんで」と返したのである。

「医療従事者を全て敵に回したな」

番組を見ていた視聴者も、この三浦氏の態度に怒りを覚え、ツイッターで発言を拡散し、ネットは大荒れに。

《酷過ぎる。三浦瑠麗は医療従事者を全て敵に回したな》

《いや…マジで三浦瑠麗って人、テレビに絶対に出しちゃいけない人だ…今まではただの「優秀っぽいおバカタレント」だと思ってたけど、この動画での彼女の発言の全てが悪質すぎる》

《三浦瑠麗の医者がコロナを怖がり過ぎてると、小馬鹿にして笑う態度は本当に許しがたい、医療従事者はもちろん命の冒涜だと思う》

《世界中の医師を含む医療従事者に対する冒涜であると考えます。番組内で医師の反論に対して私は医師では無いのでと鼻で笑う。医師でないなら二度とコロナ医療に口出しをするな! するならエビデンスに基づいて反論せよ!》

これに、三浦氏もツイッターで反論。

「エッセンシャルワーカーは清掃からマクドナルドから、トラック運転手、コンビニからスーパーの店員、報道にかかわる人員、自治体や政府の職員など様々です。「現場で手伝え」を言い出すのは有事の際の責任転嫁の匕首伝説に最も近い考え方で、プロはそのような発言をしないよう自らを戒めるべきです」

案の定、火に油を注ぎ、さらなる炎上を招いた。

《では、自分を戒めてください》

《どんな人間も完璧ではありません。誰にだって失言はあります。大切なのは過ちを認め謝罪することです。意固地になってはいけません。間違いを認めれば社会は寛容です》

《本当のジャーナリストのプロは「私は医者じゃないし」とかは言わないとおもいますよ? 医者としての経験も、知識もない人が怖がりすぎるとかも言えないと思いますよ》

三浦氏は、この後は何事もなかったかのように、いつも通りのツイートしており、全く反省している様子はない。『朝生』では、田原総一朗氏の〝引退後のMC候補〟と目されているが、はたして適任なのか。

あわせて読みたい