阪神甲子園球場 (C)週刊実話Web
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阪神開幕投手に“巨人愛”の藤浪晋太郎!? 矢野監督が苦渋の決断…

猛虎軍団の2022年の注目は、今年も〝未完のエース〟藤浪晋太郎投手になりそうだ。


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「宿敵巨人の菅野智之と自主トレを行いましたが、その様子が巨人の公式YouTubeでも流れていました。矢野燿大監督や首脳陣も、内心では面白くないでしょう」(在阪記者)


しかし、そうとは言いきれないかもしれない。阪神投手陣の状況を見直してみると、藤浪は先発、救援のどちらにまわってもキーマンとなりそう。それほど先発陣にも救援陣にも、不安要素が多いからだ。


「先発陣ですが、西勇輝の復調に悲観的な見方をする関係者も少なくありません。矢野監督が期待する髙橋遥人も左肘のクリーニング手術を受けたため、チーム合流は6月になりそう」(同)


となれば、3連戦の初戦は青柳晃洋となり、あとは2年目の伊藤将司、R・アルカンタラ、J・ガンケル、先発転向となる3年目の及川雅貴を使っていくことになりそうだ。


「新加入の外国人投手2人の来日のメドが立っていません(1月24日時点)」(ベテラン記者)


矢野監督はドラフト2位・鈴木勇斗と同3位・桐敷拓馬の両左腕を高く評価しているという。しかし、外国人投手の来日遅延により、どちらかを救援にまわさなければならない。

対戦バッターに“圧”を与えることができるか…

「人材難なのでしょう。2年目の石井大智もクローザー候補に入ってきました。リリーフの岩崎優がコケたら、一大事ですよ」(同)

髙橋不在の間、藤浪を先発で起用せざるを得ない。その後、他の先発投手の調子が上がってくれば、クローザー起用も含めたリリーバー転向を打診することになるだろう。


「仮に西がオープン戦で結果を出せなければ、開幕投手は青柳、ガンケル、アルカンタラ、藤浪が候補となります。外国人投手の抜てきは考えにくいし、青柳は良くも悪くもマイペースです。藤浪が2年連続となるのでは」(球界関係者)


巨人関係者からは「藤浪復調」の情報が聞こえてきた。今年は先発で十分にやってくれるのか。仮にリリーフにまわされたとしても、対戦バッターに〝圧〟を与えられるのは、岩崎ではなく藤浪のほうだろう。


一方、合同自主トレでは他の巨人投手とも意気投合していた。「巨人戦で厳しい内角攻めができるのか?」の声も尽きないが、藤浪しかいない。矢野監督は面白くないはずだ。