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羽生結弦と「くまのプーさん」のツーショットに否定的な声も?お茶目なコロナ対策が話題

羽生結弦
(画像)Iurii Osadchi / Shutterstock.com

2月4日開幕の北京冬季五輪では〝羽生スタイル〟がモデルとなりそうだ。

「アイテムの使い方が、競技とは別の意味で注目されています」(テレビ局スポーツ部員)

話は昨年12月に行われたフィギュアスケート全日本選手権までさかのぼる。羽生結弦は4回転サルコーなどジャンプの大技を次々と決め、8カ月ぶりとは思えない見事な演技を披露してくれた。

その優勝が決定する得点発表のときだった。普段なら専属コーチのブライアン・オーサー氏が隣に座っているのだが、入国規制で来日しておらず、羽生はブース席の隣に「くまのプーさん」のぬいぐるみを置いていたのだ。

「以前から羽生のプーさん好きは有名です。他の大会でも羽生の演技が終わると、会場のファンがプーさんをアイスリンクに投げ入れています」(同)

羽生がプーさんを自身の席の隣に置いたことは、すぐに「お茶目なソーシャルディスタンス」として話題となった。

羽生の実力は誰もが認めるところだが…

「アスリートの多くは験担ぎをしたり、お守りのように持ち歩く必須アイテムがあったりします。羽生はプーさんのぬいぐるみを子供のようにいじったり、得点発表を待つ間に話しかけたりもしています」(スポーツ協会担当記者)

北京五輪本番では、席の間にアクリル板が用意されるかもしれない。しかし、羽生スタイルを模倣したいとする声もあり、テレビ観戦では「出場選手がどんなアイテムを出すのか?」という楽しみ方もできそうだ。

「羽生の実力、ストイックさは誰もが認めるところ。しかし、もうじき30歳になろうという男が、ぬいぐるみにニコニコ話しかけているんですよ。そんなシーンは見たくない」

年長者の中には、そんな率直な意見もある。

羽生は五輪3連覇に向け、さらに精度の高い4回転アクセルに挑んでいる。快挙を達成すれば、誰も口出しできなくなるが…。

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