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小池栄子『鎌倉殿の13人』北条政子と瓜二つ!“激情型”女のサガ…

小池栄子
小池栄子 (C)週刊実話Web

「〝最も本物に近い〟という評価が多い」(芸能プロ関係者)

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、圧倒的な存在感を示している小池栄子。

「主役は、北条義時を演じている小栗旬ですが、その姉で、鎌倉幕府を開いた源頼朝(大泉洋)の妻・北条政子を演じている小池の演技が面白くて色っぽくて、それでいて迫力があって、とにかく凄いんです」(ドラマ関係者)

歴史では、政子は頼朝の死後、実子の源実朝が3代将軍になった際、後見人として女性ながら政治に参画する『猛女』『尼将軍』と呼ばれている。

「いやいや、それだけではありません。一説には、女性としての魅力がハンパなかったと伝えられています。もちろん、自分が欲しいと思ったモノ(男)は必ず手に入れるというところも」(歴史ライター)

今回、質素な着物でも、小池がちょっと体をクネクネさせるとボディーラインが強調され、誘うような目線も実に色っぽい。「やっと現れたのよ。私の一生をささげたいと思う殿方が!!」と目を輝かせ、「私なりに佐殿(頼朝)をお支えしとうございます」と意を決して前妻(新垣結衣)に会いに行く――。

やがて、頼朝と結婚した政子は、女好きの夫の行動にも目を光らせる。

「よく語られる逸話に『亀の前事件』というのがあります」(同・ライター)

政子は、頼朝に〝亀〟という愛妾がいることを知って激怒。

「何と、亀の住んでいた屋敷を破壊させてしまうのです。怒鳴り込むとか別れさせるというのではなく、〝破壊〟というのですから、このあたりは、猛女の面目躍如といったところかもしれません」(同)

公式プロフィル以上のド迫力!

ところで、小池は東京・世田谷区下北沢で、4人家族(父母と姉)の末っ子として誕生した。

「祖父はパチンコ店から始めて長野でレジャーランドも経営する実業家で、幼少の頃は、タクシーで買い物して回る贅沢な暮らしぶりだったそうです」(テレビ局関係者)

世田谷区立代沢小学校から私立和洋九段女子中学・高校に進学。創作ダンス部に入部し、同高卒業まで熱心に活動を続けた。

「中1の頃はよくイジメられたそうです。呼び出された上級生から〝目が気に入らないから、明日、整形してこい〟と言われたこともあったそうです」(芸能ライター・小松立志氏)

中3の時、初のスカウトを経験した。

「その頃すでに〝豊満バスト〟が目立っていたようです。ただ、保育士志望だったため、以後、どんな芸能プロから勧誘されても首を縦に振らなかったそうです」(芸能関係者)

それが一転したのは17歳の夏。

「タレントを数多く抱えている芸能プロ社長に口説かれたのです。〝コンプレックス〟から解放された瞬間です」(同・関係者)

そして、1998年のドラマ『美少女H』(フジテレビ系)で本格デビュー。また、高校卒業後から水着を解禁しグラビアに出まくった。

「公式のプロフィルではバストサイズ91センチとなっていましたが、それ以上の迫力がありました。〝95のG級〟はあったと思います。〝お世話になった〟男性ファンも数知れずです」(グラビアカメラマン)

性格はオヤジっぽいともっぱらだった。

「普段からあぐらをかき、Tシャツに短パンで寝ていました。それから、実際は小さい頃におぼれたことが原因で水恐怖症になり、顔を洗うのも怖がるほどで水着撮影を嫌がりました」(前出の芸能関係者)

プライベートの恋愛も北条政子の如く…

そんな小池がグラドルから女優へと重心を移したのは2005年。

「この年、小池はNHK大河ドラマ『義経』で巴御前役を好演し、WOWOWの『巷説百物語』や映画『真夜中の弥次さん喜多さん』といった時代劇にも出演しました。さらに、秋ドラマ『大奥~華の乱』(フジテレビ系)では5代将軍・綱吉の側室・お伝の方を熱演。内山理名や藤原紀香と激しい女の闘いを展開。芸の幅を広げていったのです。この他、レギュラー出演中の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)などで見せるMCでの仕切りも見事です」(前出のテレビ局関係者)

プライベートの恋愛も、件の政子の如くとても積極的だった。

「彼女は、一目惚れ以外はしたことがないという直情径行型。このあたりのことをよく知った上で、今回の大河にキャスティングされたようです。ホント、政子そのものじゃないですか」(前出の小松氏)

過去に、格闘家のノゲイラ、お笑いコンビ『ラーメンズ』の片桐仁、『浅草キッド』の水道橋博士らに熱を上げたが、どれもうまくいかなかった。そして、プロレスラーの坂田亘と入籍したのは07年8月だった。

「すぐにママになると思っていましたがね。夫婦円満なのは素晴らしいんですけど、ついつい飲んでしまって〝チャンス〟を逸してしまうようです」(前出のテレビ局関係者)

その飲み仲間の1人が大泉洋なんだとか。

「無愛想な坂田をなんとか笑わそうと大泉が四苦八苦するのが、いつものパターン。お互い冗談半分、面白がってやっているんですけどね。ですから、ドラマでも、小池と大泉の息はピッタリ」(スポーツ紙記者)

さて、最後に女優・小池栄子のこれからを占ってみよう。

「ポストかたせ梨乃の一番手ではないでしょうか。脱いでよし、コメディエンヌとしてもイケる。これから、ますます大きくなっていくと思います」(前出の芸能関係者)

快進撃は続く。

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