(画像)​​ChameleonsEye / shutterstock.com
(画像)​​ChameleonsEye / shutterstock.com

トヨタ新型ランドクルーザー“納期4年”に大ブーイング!「生きてるかも分からない…」

トヨタ自動車は、昨年8月2日に発売した新型ランドクルーザーの納期について、現時点からの注文で「4年程度となる場合がある」と公式ウェブサイトでアナウンスしている。


【関連】トヨタが仕掛けるEV戦争“4兆円投資”の秘策~企業経済深層レポートほか


 

この投稿をInstagramで見る
 

Toyota_jp(@toyota_jp)がシェアした投稿



「ランドクルーザーは、日本のみならず世界各国でも大変ご好評いただいており、ご注文いただいてからお届けするのに多大な時間を要する見通しとなっておりますことを、心よりお詫び申し上げます。今からご注文いただく際の納期は4年程度となる場合がございます。弊社といたしましては、お客様の納期短縮に向け、最大限の取り組みを実施して参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」


通常、新車にかかる納期は1~3カ月程度。半導体不足の影響で最近では6カ月以上かかる車種もあるが、それにしても4年とは尋常ではない。

「とっとと製造ライン増やせよ!」

ネット上では、大ブーイングが吹き荒れている。
《4年も待っている間に世界情勢がどうなってるか分からない。最悪、自分自身が生きてるかも分からない。待てるのは半年までだろ》


《もはや新車とはいえないな。4年待ってる間に他社からどんどん新発表があるだろ。トヨタふざけてるのか?》


《ランクルオーダーしてるけど、4年って…。さすがにキャンセルするしかないな》


《トヨタって国内で圧倒的シェアあるからって調子に乗ってないか? とっとと製造ライン増やせよ!》


《このご時世、4年後のことなど誰もわからないよね。もしかして購入した人は来ない車のローンをずっと払い続けるのか?w》

ランクルは、先代の200系から15年ぶりにフルモデルチェンジした。このため、世界約170カ国からオーダーが殺到しているという。


「昨年末ごろから、膨れ上がった受注台数を生産台数年間計画に当てはめると『4年待ち』と言われていましたが、今回、トヨタが公式にこれを認めることになりました。生産された車両の多くは海外に輸出されるため、日本のユーザーへの配分はかなり少なめです。さすがに4年の納期ではキャンセルも続出しそうですね」(自動車ライター)


ランクルは、中近東などに輸出して販売すると1000万円以上で売れるため、1台あたり200万円前後の儲けになる。このため、「転売」のために注文する者も後を絶たない。


「トヨタは購入者に『1年間転売禁止』の承諾書を書かせるほか、現金ではなく、簡単に移転登録のできないローンでの購入を勧めています。こうした〝転売ヤー〟を排除すれば、多少は納期が短縮される可能性もありますが…」(同・ライター)


購入を考えている人は別の車種を探した方がよさそうだ。