女優の松嶋菜々子が、1月20日にスタートした嵐・松本潤主演のテレビ朝日系木曜ドラマ『となりのチカラ』に出演し、話題になっている。

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同作は、思いやりと人間愛だけは人一倍だが、何をしても中途半端で半人前な主人公（松本）が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決する社会派ホームコメディーだ。

「松嶋さんが演じているのは、主人公一家の隣に住む、優しくて世話好きな女性。占い好きのアラ還で、常に〝今日のラッキーカラー〟の服を身にまとい、ド派手な服装でチカラたちの前に現れる役どころ」（テレ朝関係者）

ビジュアルのみならず、髪形や言動もこれまでの松嶋のイメージを覆す個性的なキャラだ。

「脚本家・遊川和彦さんのオリジナル作品で、松嶋さんとは、社会現象を巻き起こしたドラマ『家政婦のミタ』以来、10年ぶりの再タッグとなります」（同・関係者）

夫の卒業に花を添える

松嶋は、ウーバーイーツのCMで〝Mattメイク〟を披露するなど、ここにきて意外な一面を披露している。

「一時は、女優として行き詰まりを感じていたようですが、吹っ切れたんでしょう。今回のドラマも、遊川氏の演出で〝再生〟してもらうべく、斬新なキャラへの挑戦を決意したに違いない。こうして役柄を広げておけば、今後、ほかの作品からのオファーも増えるはずからね」（芸能記者）

一方、松嶋の夫で俳優の反町隆史も、同局系の人気刑事ドラマ『相棒 season20』に出演中だ。反町は、水谷豊演じる杉下右京の相棒「冠城亘」を演じ、これまでの相棒として最多出演回を更新し続けているが、今シーズンの最終回で卒業することが発表されている。

「テレ朝は、よく番宣で2つのドラマのキャラが互いの番組にゲスト出演する。この流れだと、松嶋さんがドラマのキャラのまま『相棒』に登場する可能性もありますよ」（他局のドラマスタッフ）

水谷と反町は家族ぐるみの付き合い。反町を抜てきした恩人でもある水谷への恩返しのため、松嶋も快諾するはずだという。

「特に、今シーズンは視聴率が低迷しているため、打開策として、これまでにないほどゲストを投入していますからね。当然、最終回は最高視聴率を狙っているはずですから、松嶋さんはこれ以上ない切り札となりますよ」（同・スタッフ）

結婚後、反町と松嶋が共演したのは、結婚翌年のNHK大河ドラマ『利家とまつ』のみ。共演が実現すれば話題になり、視聴率もハネ上がる。反町にとっては最高の〝卒業プレゼント〟となるだろう。