鈴木亜美 (C)週刊実話Web
鈴木亜美 (C)週刊実話Web

鈴木亜美の夫「悪徳商法」加担疑惑…“普通の会社員”ではなかった!?

中高年女性を中心に300億円近い金を集めたとされるセミナー運営会社の実質的オーナー・I氏ら3人が、60代女性から東京・港区の不動産を担保に1億円を騙し取ったとして、昨年11月10日、詐欺容疑で警視庁捜査2課に逮捕(昨年12月、不起訴)された。その際、I氏の側近が歌手の鈴木亜美の夫・K氏であることが明らかになった。


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「鈴木亜美は昨年8月に放送された深夜番組『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』(テレビ東京系)にゲスト出演して、夫とのなれ初めについて語っていた。なんでも『シンガポールのバーでナンパされた普通の会社員』らしく、ネット上では夫の素性について、広告マン? という情報が飛び交っていました。実際は、詐欺容疑が持ち上がって逮捕されたI氏の側近で、K氏自身にも疑いの目が向けられていた」(詐欺事件ライター)


直接の容疑は2017年11月、投資セミナーで知り合った東京都大田区の60代女性に対して、架空の高齢者向け施設の建設計画を持ちかけ、協力を依頼。融資3億円を引き出す目的で、女性が所有する港区の土地建物を担保に入れさせ、金融機関に抵当権を設定したというもの。部下2人も詐欺容疑で逮捕(同・不起訴)された。

被害を受けた女性が自殺したことも…

「I氏は広島で中古車販売会社を起業。12年に東京に進出して投資セミナーなどの会社を複数設立した。これらの会社は『投資詐欺』まがいの商法で知られ、被害を受けた女性が自殺したことで社会問題になりました」(警察関係者)

例えば、ある関連会社は会員にゲーム機やミネラルウォーターの投資話を持ちかけ、その見返りとして1~3割の配当を約束。会員を加盟店に仕立てて、一般人からの資金集めにも協力させていたという。


「会員向け季刊誌に安倍晋三元首相の昭恵夫人を登場させ、インタビュー記事を資金集めに利用していました」(前出・ライター)


鈴木亜美はバラエティー番組などで〝激辛女王〟として再ブレーク中だが、その夫・K氏とは何者か。


「K氏はブライダル会社を経て、15年4月にI氏の関連会社に転職してきた。16年7月にはその手腕を認められ、取締役に就任している。亜美との結婚は16年7月1日ですから、すでに〝普通の会社員〟ではなかったことになる」(同)


東京・銀座の高級クラブ関係者が語る。


「積水ハウス地面師詐欺事件で逮捕を免れたX氏が、I氏を店に連れて来て紹介してもらったことがあります。その後、詐欺容疑で逮捕、不起訴になったのを知ったX氏は〝Iほどのワルはいない〟と話していましたね」


事件の全容解明に期待したい。