黒木華 (C)週刊実話Web
黒木華 (C)週刊実話Web

黒木華『ゴシップ』爆死…ハチャメチャすぎる設定に「いつの時代だよ!」

女優の黒木華が主演するフジテレビ系ドラマ『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』が苦戦している。


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同ドラマは1月6日にスタート。平均世帯視聴率は初回が6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話が6.0%(同)で、爆死してしまった同局木曜22時枠の前作『SUPER RICH』(江口のりこ主演)の序盤さえも大きく下回っているのだ。


「『ゴシップ――』は、大手出版社の運営でありながら、他社のニュースやブログ記事をコピペしただけのニュースサイト編集部が舞台。一応、ネット社会でのメディアの在り方を問うオリジナルストーリーではありますが、そこかしこにツッコミどころが満載だと逆に話題になっています」(テレビ雑誌編集者)


ニュースサイト『カンフルNEWS』閉鎖の危機を救うべく、新編集長として経理部から異動して来た主人公・瀬古凛々子を黒木が、他の編集部員を溝端淳平、野村周平、野間口徹、石井杏奈が演じている。


「主人公は洞察力に優れ、わずかな矛盾や誤りを見抜くことができるため、経理部時代も敏腕でした。ただ、人の気持ちを理解したり、場の空気を読むことが苦手なため、自分が慕う上司に利用され編集部に送り込まれることに。ニュースサイトの裏側を視聴者に見せるのが目的だったはずなのですが…」(同・編集者)

設定自体からハチャメチャだともっぱら…

黒木は一部のインタビューで、『なぜそこまで彼女(=主人公)が真実や事実というものに固執するのかもだんだん分かってきますので、この先も楽しみにしていただけたらと思います』とPRしていたが、そもそも、設定自体からハチャメチャだともっぱらだ。

「第2話では、芸能人の不倫スキャンダルの裏側を追うべく、黒木が取材に飛び回りますが、あれを見たら、視聴者が事実誤認しかねませんよ。編集長自ら不倫相手の女性アイドルの事務所に乗り込みますが、いかにも反社会的勢力が経営している感じで、『いつの時代だよ!』とツッコミたくなりました。おまけに、帰り際に階段から突き落とされますが、あんな仕打ちを受けるなんてあり得ないし、あったら大事件です」(ネットメディアライター)


黒木は会社の命を受け、サイトのPV(ページビュー)を月間5000万に伸ばすために奮闘。アクセスの取れそうな記事を量産する以前のやり方を否定し、じっくりと大ネタを追い続けるのだが…。


「ネットのニュースサイトはどこでもそうですが、1日に2、3本の記事では話になりません。多くのユーザーに来てもらうためには、さまざまなニュースを数多く配信するのが基本です。たった5人の編集部ではキツイでしょうが、取材2人態勢で記事1本では、5000万PVは夢のまた夢ですね」(同・ライター)


低い視聴率を見るに、視聴者はニュースサイトの裏側など興味がないのかもしれない。