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伊集院光『深夜の馬鹿力』でも“降板理由”は明かさず「今やってるラジオを続けるため…」

伊集院光
伊集院光 (C)週刊実話Web

タレントでラジオパーソナリティの伊集院光が、1月17日深夜に放送されたTBSラジオ『JUNK伊集院光 深夜の馬鹿力』に出演。3月いっぱいで終了する同局の『伊集院光とらじおと』の終了理由について、「言わないほうがいい」と口をつぐんだ。

伊集院は、11日放送の『らじおと』のエンディングで同番組の終了を報告。打ち切りの理由については「喋りたいことを喋ろうとすれば、3時間でも4時間でも『どうして終わるんですか』という話はできるんですけど、その時間が取れないんであれば、あまり沢山のことを言うと誤解のみを与えていくんじゃないか」との考えを示し、あえて触れなかったのだ。

「リスナーからは、もう一つのレギュラー番組である『深夜の』で、なんらかの説明があるのではないかと注目が集まっていたんです」(スポーツ紙記者)

しかし、伊集院は「この番組(『深夜の』)では何も言ってないんだよね」と切り出し、「でも、その話をしたところで、そんなに面白くならないでしょ。結論なんだけど、言ってもいいことが何もないから言ってないの。ずっと」と告白。

「このことに関して言ってないのは、それなりの理由はあるだろうっていう、もっと言えば、今やってるラジオを続けるためには言わない方がいいんだっていう…」と続け、「今までずっと言わなきゃいいのに…ってことを言ってきたでしょ? にもかかわらず言わないのは〝あいつでも言わない判断なんだ〟ってこと」と、リスナーに理解を求めた。

“最後の牙城”を守るために…

リスナーたちは、こうした伊集院の「奥歯に物がはさまった」ようなトークから、本音を読み取ったようだ。

《何を語るか注目してたけど、何も言わなかったな。かなりTBSと揉めたようだね》

《これは上層部から相当な圧力が掛かってるな。本人も馬鹿力だけは終わらせたくないだろうし、仕方ないか…》

《伊集院も大人になったなぁw でもグダグダ言うよりも、こういう含みのある言い方をすればリスナーは察するからね》

《伊集院も深夜の牙城だけは必死に守ったな。この言い回しで全てを察して欲しいということだろうね》

深夜の番組での伊集院は、「言わなくていいこと」をあえてズバズバと言い、それが人気につながってきた。

「その伊集院が口をつぐんでいるのですから、TBSと相当な軋轢があったのは容易に想像できます。『深夜の馬鹿力』は26年以上続いていますが、54歳という年齢を考えると、そう長く続くとは思えません。伊集院も、言いたいことをグッとこらえて、この深夜の番組だけは最後まで全うするつもりなのでしょう」(芸能記者)

『らじおと』の終了理由が聞けるかも、と期待したリスナーたちも、TBSラジオでの〝最後の牙城〟を守った伊集院の判断に、内心ではホッと一安心しているに違いない。

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