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阪神・佐藤輝明“地獄のキャンプ”決定!落合博満氏から「体力不足」の指摘受け

阪神甲子園球場
阪神甲子園球場 (C)週刊実話Web

阪神タイガースの佐藤輝明選手が、地獄のキャンプを迎えることが確実となった。

きっかけになったのは、1月9日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)だ。

この日、同番組に、三度の三冠王を獲得した落合博満氏が出演。佐藤について、「体力不足でしょう。基礎体力がない。アマチュアからプロに入って来て、体の大きい小さいじゃない。基礎体力がまず違う。プロの方が数段上」と指摘。同日よりスポーツコーナーのご意見番になった元メジャーリーガーの上原浩治氏も、「1年間やる体力が必要。後半にバテてしまう」と、落合氏の意見に同意していた。

落合氏は昨年末に出演したラジオ番組でも、阪神のレジェンド掛布雅之氏との対談で、井上ヘッドコーチについて、「キャンプは貯金をつくるところ。それを一番知っているのは井上一樹」「中日でどういう練習をしていたのかは知っているわけでしょ?」と発言。これを耳にした井上ヘッドは刺激を受けたようで、「厳しくいくぞ」と佐藤本人に通告。場合によっては強制練習もあると示唆したのだ。

井上ヘッドのこの発言に、阪神ファンも大歓迎。

《昨年は新人王は揺るがないと思ったが…。厳しく接するからこその期待の表れ》

《後半に落ちたのは弱点を突かれたというより、微妙に振りがおかしくなってたような気がします》

《阪神が昨年ファームの日本一になったんも落合ドラゴンズの練習を取り入れたから》

など、ネット上で大いに盛り上がった。

シーズンを通して活躍できるか…

当事者の佐藤もゲキを受け、「頑張ろうと思います」と表情を引き締めているという。今年のキャンプでは早出特打も解禁され、昨年守ったライトに加えて3塁の守備練習も行い、下半身強化をするメニューも加わる予定だ。

「落合氏といえば、中日ドラゴンズの監督時代に選手に猛練習を課したことで知られています。朝8時から日が暮れるまで、徹底的にノックやランニングなどで足腰と体力強化をさせ、時には自らバットを握って選手を鍛え上げました。井端弘和(現野球評論家)、荒木雅博(現中日ドラゴンズ守備コーチ)、森野将彦(現中日ドラゴンズ打撃コーチ)らに2時間もノックをするほど厳しい練習をしてきましからね。落合氏の練習についてこられた選手は、全員結果を残していますよ」(スポーツ紙記者)

佐藤は、昨年前半戦では20本塁打を放つなど怪物ぶりを発揮したが、後半戦は59打席連続無安打と大不振に陥った。前半戦の活躍をシーズン通して続けるためには、体力アップは欠かせない。果たして乗り切れるか注目したい。

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