芸能

『冒険少年』ヤラセ疑惑で致命的なイメージダウン!あばれる君がテレビ界の“漂流者”に

あばれる君
あばれる君 (C)週刊実話Web

『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)の人気企画「脱出島」のヤラセ疑惑が、1月9日配信の文春オンラインで報じられた。

同企画の〝絶対王者〟あばれる君が無人島から脱出する際に使用した「イカダ」や、自作した「アイテム」などが、実は事前に番組スタッフが用意していたのではないかという疑惑だ。さらに、自力でイカダを漕いで島を脱出するクライマックスシーンでも、スタッフが乗る船に牽引されてゴール付近まで〝ワープ〟していたという。

TBSは、アイテムなどを「安全面や環境面を考慮して、専門家の指導のもと、出演者とスタッフが一緒に作っている」とした上で、「海が荒れていて、潮の流れも速い危険な場所があったため、船の専門家とも相談しながら、安全な場所にイカダをけん引することがあった」と釈明しているが…。

「ネットでは、以前から漂流物のペットボトルなどがキレイすぎるとか、五寸釘が全く錆びていない、竹があんなに大量に無人島にあるのはおかしいなどといった指摘がありました」(放送担当記者)

懲りないTBSのヤラセ黒歴史

TBSの番組は、こうしたヤラセ疑惑が絶えない。TOKIOがMCを務めていた『ガチンコ!』のプロボクサー育成企画「ガチンコファイトクラブ」では台本の存在を暴かれ、『消えた天才』では「野球の試合映像を早回しすることで、実際の投球よりも球速が速く見えるように」映像を加工。いずれも番組打ち切りに追い込まれている。

「ダウンタウンの松本人志がMCを務めていた『クレイジージャーニー』でも〝爬虫類ハンター〟という人気企画で、捕獲が難しい生物15種類を事前にスタッフが準備していたことを認めて番組を打ち切りました。テレ朝系の『川口浩探検隊』シリーズが許されていた昭和の時代から、テレビマンたちの意識がアップデートされていないことが露呈しましたね」(同・記者)

今回の『冒険少年』も、「今後の放送に影響はない」と強気のTBS。1月31日に予定されている次回のオンエアも強行する姿勢を見せているが、このままではスポンサーが納得するとは思えない。

「一番の〝被害者〟は、あばれる君ですよ。彼は、『冒険少年』以外にも『ポケモンの家あつまる?』(テレビ東京系)などで、子どもたちに絶大な人気を誇っていますからね。ネットには、『子どもに、どう説明すればいいのか分からない』といった親御さんのコメントがあふれています。せっかく築いた〝頼れるお兄さん〟というイメージが崩れ、テレビ業界で〝漂流者〟になってしまう恐れもあります」(同・記者)

ツイッターでも「あ、バレる君」「あばかれる君」「やらせる君」など大喜利状態。しばらくは、あばれることなく、おとなしくするしかなさそうだ。

【関連記事】禁断の“ヤラセ”打ち切り番組~その①~

あわせて読みたい