両国国技館 (C)週刊実話Web
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大相撲 志摩ノ海が先代井筒親方の長女と婚約で“名門再興”に光明!

今年の幕開けを飾る初場所(東京・両国国技館)の真っただ中だが、木瀬部屋の西前頭9枚目、志摩ノ海が久しぶりに明るい話題を提供してくれた。


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2019年9月に58歳で亡くなった先代・井筒親方(元関脇・逆鉾)の一人娘で、元タカラジェンヌの福薗清香さんと婚約したのだ。


「先代未亡人の福薗杏里さんは、消滅した井筒部屋を再興したいという強い意思を持っており、以前から清香さんの婿探しに奔走していました。これまで婿候補として名前が挙がったのは、元愛弟子の鶴竜や同じ時津風一門の正代や大栄翔など何人もいますが、なかなかうまくいかず、ようやくたどり着いたのが一門外の志摩ノ海というわけです」(大相撲担当記者)


志摩ノ海は福薗家に養子入りし、引退後は井筒部屋を興すことになる。場所も国技館に近い両国の一等地で、旧井筒部屋の跡地になる予定だ。

“大金星”に終始ニコニコ顔

いかに待望の婿殿だったか。これは関係者の手引きで2人が出会い、わずか2カ月あまりの昨年12月22日にスピード婚約したことや、婚約発表の記念写真に2人をはじめ、杏里さんや叔父にあたる錣山親方(元関脇・寺尾)ら関係者が、異例のバンザイ姿で写っていたことからもうかがえる。

大金星を挙げた志摩ノ海は、終始ニコニコ顔だった。


「すごくおきれいな方で見とれてしまった。(家族からは)僕にはもったいないと言われた」


一方で、気になるのが名門、井筒部屋の今後だ。


「井筒部屋は鹿児島出身者が多く、薩摩部屋とも呼ばれ、もともとは高砂一門でした。ところが横綱・双葉山が時津風一門を興した際、その意気に賛同して合流したが、1974(昭和49)年に内紛で消滅。それを高砂一門の横綱・北の富士が再興し、3年後、旧井筒育ちの、元関脇・鶴ヶ嶺に戻して今日に至っています。志摩ノ海が部屋を再興すれば、今度は出羽海一門になるはず。まさに有為転変の部屋ですね」(協会関係者)


相撲部屋もさまざまだ。