『鎌倉殿の13人』三谷幸喜脚本に賛否両論「あまりにもおふざけが過ぎる」
2022.01.12
芸能
1月9日に放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』初回の平均視聴率は、世帯で17.3%、個人で10.6%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)だった。吉沢亮が主演した前作『青天を衝け』の初回は、それぞれ20.0%、12.5%で、それを下回るスタートとなった。
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「三谷幸喜さんの脚本とあって『平家をぶっ潰すぜ!』『首チョンパ』『ぞっこん』といった現代風のセリフにツッコミが殺到。ツイッターでは一時、『首チョンパ』がトレンド入りするなど、大きな注目を集めました。大泉洋さんが〝お姫さまメーク〟で登場するなど、コントのようなシーンもあり、大河としては異色の作風が、2回目以降の視聴率にどう反映されるか、見ものです」(民放の情報番組スタッフ)
同作は、鎌倉幕府を開いた源頼朝(大泉洋)の死後、第2代執権となった北条義時(小栗旬)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。幕府を支える宿老13人の激しいパワーゲームを描いている。
「1話見て離脱を決意しました」
視聴者の感想は両極端だ。《三谷幸喜らしい脚本で笑った。絶対になんかやってくると思ったけど、期待に応えてくれたねw》《終盤、ドヴォルザークの『新世界より』がBGMとして使われてたけど、斬新だったな~w さすが三谷幸喜、いろいろ見せてくれる》こうした評価がある一方、大河にはそぐわないという意見も。
《嫌な予感がしたけど、やっぱり三谷ワールド全開だったな。この人の脚本は外れるとめちゃグタグタになるから、今後の展開が心配》「喜劇に定評がある三谷さんは、2004年の大河ドラマ『新撰組!』でも、史実と異なるシーンを連発し、〝コメディ大河〟などと酷評する声がありました。このときの視聴率は初回こそ26.3%と好調でしたが、それが最高視聴率で、結局、最終的な平均視聴率は17.4%と失速。時代が違うとはいえ、今回はその平均視聴率をも下回るスタートだったことで、関係者の間では早くも悲観的な声が広がっています」(前出・民放の情報番組スタッフ)《うーん、舞台ならありだけど、大河でこの演出はどうなんだろう。少々やり過ぎじゃないだろうか》
《すいません、1話見て離脱を決意しました。あまりにもおふざけが過ぎる》
《頼朝が逃げるシーンでドヴォルザークって安易すぎ。そもそも三谷幸喜の今さら感w》
もともと中世時代を扱った大河ドラマは視聴率も低迷することが多い。『新撰組!』同様、初回の視聴率が「最高視聴率」にならなければいいのだが…。
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