(画像)Roman Samborskyi / shutterstock
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石原良純に自民党が白羽の矢!今夏の参院選候補でザワつく永田町

今夏の参院選にタレントの石原良純が出馬する――こんな情報が永田町を駆け巡っている。


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その背景を自民党関係者が明かす。


「自民党幹事長まで務めた兄の石原伸晃氏が、国政に戻れない可能性が高いからです。伸晃氏には政界引退説まで飛び交っています」


昨年10月末に行われた衆院選で、あえなく伸晃氏は落選。伸晃氏を何とか今夏の参院選で国政復帰させようと、岸田文雄首相がゴリ押しして内閣官房参与に就任させた。しかし、これが国民から猛批判を浴びる結果に…。


「岸田首相も批判は覚悟の上だったが、問題はその先。新型コロナの影響などで事業活動の縮小を余儀なくされた企業に支給される『雇用調整助成金』を、約60万円余り伸晃氏が代表を務める党支部が受け取っていた。そのため『困っている人のための助成金を政治家が横取り』と、批判がヒートアップしたのです」(同)


立ち往生した伸晃氏は内閣官房参与を辞任、助成金も返却した。

庶民的で好感度が高い石原良純

「自らが率いる派閥『近未来政治研究会』の会長も辞任に追い込まれた。永田町では『伸晃は政治家引退の覚悟を決めた』という情報が一気に広まったのです。しかし、父親の石原慎太郎元都知事が築いたブランドは、まだ価値がある上、人気は全国的にも高い。伸晃氏は父親の威光で重宝がられたが、ついにメッキが剥がれた。だから伸晃氏がダメならと、テレビで活躍する良純が注目されたのです」(自民党幹部)

良純といえば、テレビ朝日系の『ザワつく!金曜日』で長嶋一茂らと共演するなど、多くのレギュラー番組を抱えている。


「良純氏は気象予報士の資格を持ち、MC、コメンテーターもそつなくこなしている。しかも、兄の伸晃氏とは異なり、庶民的で好感度が高い。衆院議員には弟の宏高氏がいるにはいるが、存在感はどうにも薄い。石原ブランドを引き継げるのは良純を置いて他にいない。参院選候補として、自民党内で白羽の矢が立てられつつあるのは事実です」(自民党ベテラン秘書)


ザワつく石原家。