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大谷翔平が一大決心の“新バット”で今年こそベーブ・ルース超え!

(画像)MNAphotography / Shutterstock.com

昨季のメジャーリーグMVPに輝いた〝二刀流〟大谷翔平が、2022年は「新バット」で伝説に挑戦する。秘かに契約メーカーを訪れ、試作品をテストしていたようだ。

「大谷は微妙にバットの形態を変えてきましたが、大きく変えたのはメジャーに移籍した17年だけ。今回はバットの材質まで変えたので、まさに一大決心と言えそうです」(現地関係者)

これまで愛用してきたアオダモからバーチ(樺)素材に変えるという。

日本ではアオダモのバットが好まれている。米国ではメイプル(カエデ)の愛用者が多く、その両方に共通する特徴は〝飛距離〟だ。バーチは硬いとされ、利用者は多くない。しかし、硬いだけではなく独特のしなりを生み、アオダモやメイプルとは異なる衝撃時の感触があるそうだ。

「一般的に、バーチは飛距離が落ちると言われています」(同)

筋肉の付け過ぎを心配する声もあったが…

スタンド上段に飛び込む特大アーチでも、ギリギリでフェンスを超えた1本でも、ホームランには変わりがない。メジャーの豪腕投手に力負けしないための硬さ、打撃のしなりで22年は戦おうとしているのだろう。

「今オフの大谷のトレーニングは特殊でした」(球界関係者)

大谷は筋トレ中心の練習メニューに取り組んでいたが、これは飛距離で劣る分を補うためであり、シャープなしなりを生むためだ。

「今の大谷の肉体はプロレスラーのようです。筋肉の付け過ぎを心配する声もありましたが、ちゃんと計算していたんですね」(同)

大谷のバットを製作するのは、日本のスポーツメーカーだ。21年は投手として10勝まであと一歩だったが、新バットで「2ケタ勝利&本塁打」の偉業に再挑戦する。あのベーブ・ルース以来、104年ぶりの大記録を達成すれば、日本製バットも再評価されるはずだ。

そういえば、メジャー最多安打記録を持つピート・ローズのバットも日本製だった。大谷の22年には、日本の未来も託されている。

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