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『乃木坂46』に“10年の壁”…2022年崩壊危機を乗り越えられるか!?

乃木坂46
乃木坂46 (C)週刊実話Web

2011年8月にグループ結成した『乃木坂46』は、21年に10年目の節目を迎えた。そんな記念すべき年ながら、1期生の生田絵梨花、松村沙友理、高山一実、2期生の堀未央奈、寺田蘭世、伊藤純奈、渡辺みり愛、3期生の大園桃子が卒業した。さらにこの1月末には、2期生の新内眞衣という人気メンバーがグループから巣立っていく。

1年間で8人ものメンバーが卒業したのは、1期生の人気メンバーである生駒里奈や西野七瀬らが卒業した18年以来で、まさに2回目の卒業ラッシュと言ってもいい状況だ。スポーツ紙の芸能担当記者が語る。

「20年の秋には当時エースの白石麻衣も卒業し、それに続いて21年はシングル表題曲でセンター経験のある生田、堀、大園、1期生の人気メンバーである松村、高山といった〝主力〟の相次ぐ離脱ですからね。特に2期生の堀と3期生の大園はグループの次世代を担う存在とみられていただけに、18年の卒業ラッシュと比べても戦力ダウンは大きいです」

加えて、ここに来て1期生の人気メンバーの星野みなみに熱愛スキャンダルが発覚。昨年暮れの12月3日には今年の2月でグループ卒業&芸能界引退を発表し、大きな波紋を広げている。

星野は9月下旬に4歳年上のイケメン俳優でフルーツ通販会社の御曹司であるA氏と路上で手つなぎや抱擁、お泊まりデートをしているところを『文春オンライン』にキャッチされた。

「星野は公式ブログやラジオ番組で謝罪したものの、その発言があまりにも軽い感じだったことがファンの激しい怒りを買い、かえって火に油を注ぐ結果となりました。そもそもここ最近は仕事をサボりがちで、Aさんが自宅に泊まりに来たとされる日も、体調不良を理由に自身がパーソナリティーを務めるレギュラーラジオ番組を欠席していたという疑惑まで浮上しました」(同・記者)

生駒や白石、高山など人気メンバーの多くが〝ノースキャンダル〟で卒業する中、現役バリバリの星野の熱愛に関しては、ネット上で熱烈な〝箱推しファン〟を中心に、《スキャンダルのみならず、ウソをついて仕事をサボって男とお泊まりデートとはファンをナメすぎだ!》《同期の高山の卒業に泥を塗る許しがたい行為》など、厳しい批判の声が飛び交った。そうした中、業界内からはこんな意見も…。

「主力メンバーが続々と卒業する中、結成以来、1期生として長年グループの移り変わりを体感してきた星野からすると、『乃木坂46の最盛期の今が自分の一番の売り時!』と判断したのかもしれません」(芸能事務所のマネジャー)

10年はアイドルにとっての大きな節目

『文春オンライン』の記事を見ると、繁華街の路上や屋外から丸見えの飲食店のテラス席で、堂々とデートを楽しんでいるのがはっきり分かる。

「お相手のAさんはイケメンなだけでなく優良企業の跡取り息子ですし、デートでは人目を気にする素振りをほとんど見せていませんからね。グループの人気が失墜して自身の〝旬〟が終わる前に、意中の男性との玉の輿を狙っていたフシさえあります」(同・マネジャー)

電撃婚狙いとなれば、現役アイドルにあるまじき2連泊デートも納得だ。現在の乃木坂46は主力メンバーの卒業ラッシュに加え、人気メンバーが結婚を焦るほど陰りが見え始めているのかもしれない。

また、前出の芸能担当記者は「アイドルの〝寿命〟は短く、10年が大きな節目」と分析する。

「1970年代や80年代に人気を集めた『ピンク・レディー』にしろ『おニャン子クラブ』にしろ、全盛期は実質2年ほどですからね。平成に入るとだいぶ寿命が延び、国民的アイドルグループといわれた『モーニング娘。』や『AKB48』などは息の長い活躍を見せています。『NHK紅白歌合戦』の出場を人気のバロメーターにしてみると、モー娘。で通算10回、AKB48で通算12回の出場です。メジャーアイドルにとって10年というのは、大きな節目といえるでしょう」

今を時めく乃木坂46にとっても、2022年は〝10年の壁〟が立ちふさがることになりそうだが…。

「昨年11月に乃木坂46をモチーフにしたパチンコ機種『ぱちんこ 乃木坂46』が全国のパチンコホールに登場。テレビCMなども放送され、盛り上がりを見せています。結成時からの公式ライバルであり、一足早くピークを迎えたAKB48も、同じようにパチンコ台やパチスロ台になっていますね。AKB48のパチンコ台が初登場した12年は、初代エースの前田敦子が卒業し、『第4回AKB48選抜総選挙』で大島優子が1位に輝いたほか、指原莉乃が4位に入るなど新世代が頭角を現した時期です。グループ結成以来の悲願である東京ドームでのコンサートも開催されるなど、まさに全盛期と言えました」(同・記者)

つまりAKB48と同様に、乃木坂46もパチンコ台が登場した今がまさにピークであり、今後は人気も下り坂になる可能性が高いというわけだ。

一方でアイドル誌のベテランライターは、こうした不安説を真っ向から否定する。

「熱烈なファンを数多く抱える1期生の人気メンバーの生田や松村、高山の卒業は痛いです。ただ、後輩たちもかなり育ってきていますよ」

AKB48にはない“強み”とは

現在の主力を担うのは、シングル表題曲でセンター経験があり、女優、モデルとしても活動する3期生の与田祐希と山下美月、歌唱力に定評のある久保史緒里、170センチの長身を誇る梅澤美波などの逸材だ。

「さらに昨年6月にリリースされた『ごめんねFingers crossed』では、遠藤さくら、9月発売の『君に叱られた』では賀喜遥香と、ここ2作品のシングル表題曲で4期生が単独センターを任されています。こうした着実な底上げがあるからこそ、運営サイドも1期生たちの巣立ちにゴーサインを出したのです」(同・ライター)

グループアイドルにとって「世代交代」は避けては通れない大きな課題の1つだが、昨今の3期生、4期生の目覚ましい成長により乃木坂46の人気は盤石になりつつある。それどころか、さらに人気上昇する可能性すら高いという。

「それこそパチンコ台が登場したおかげで、アイドルに興味のなかった年配層にもメンバーや楽曲が知られるようになり、新たなファン層の広がりも見せています。メジャーアイドルである以上、コアなファンだけでなくライト層の支持も必要不可欠ですからね。あと5年は今の勢いが増すことはあっても、衰えることはないでしょう」(同)

コアなファンだけでなくライト層からも支持されているのに加え、乃木坂46のさらなる躍進を後押しする〝強み〟があるという。老舗レコード会社のベテランスタッフが明かす。

「乃木坂46は業界最大手の老舗『ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、SME)』に所属していることも無視はできません。ネットの普及やCD離れなどで低迷続きの音楽業界において、SMEはまさに独り勝ち状態ですからね」

SMEには、乃木坂46ら「坂道シリーズ」以外に米津玄師をはじめ、数多くの売れっ子アーティストが所属している。また、傘下の芸能事務所『ソニー・ミュージックアーティスツ』には、人気女優の二階堂ふみや土屋太鳳、キングオブコント2012王者の『バイきんぐ』(小峠英二、西村瑞樹)、R-1ぐらんぷり2016王者のハリウッドザコシショウ、新M—1王者の『錦鯉』(長谷川雅紀、渡辺隆)など、多彩なタレントを抱えている。

さらに子会社の『アニプレックス』も制作に携わるアニメ『鬼滅の刃』がメガヒット中。主題歌を歌うLiSAも傘下の事務所&レーベルに所属しており、『鬼滅の刃』がSMEグループ全体に大きな利益をもたらしている。

「SMEは昔からコンテンツのプロモーションがうまい印象です。中でもアイドルについては『CBS・ソニー』時代から山口百恵さん、松田聖子、郷ひろみをブレークさせるなど、長い歴史や過去の実績に裏打ちされた卓越したノウハウがありますからね。こうした点は、AKB48やモーニング娘。にはない乃木坂46ならではの強みといえるでしょう」(同・スタッフ)

人気初期メンバーの卒業ラッシュが続き、熱愛スキャンダルが発覚しても、まだまだ乃木坂46の天下は続きそうだ。

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