かつて“視聴率女王”の座に君臨していた石原さとみが、今や数字はイマイチ。ところが、出演CMの商品が売れ行き好調なことから、新たに“爆売れ女王”としての評価が高まっているという。
「このところ石原主演の連ドラが、以前ほどの視聴率を取れなくなっています。2019年『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)が全話平均で8.6%、20年『アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)が同9.6%、今年4月期の『恋はDeepに』(日本テレビ系)が同8.3%と、直近3本がいずれもヒット作とされる二桁に届きませんでした。一方で、彼女は“CM女王”でもあります。現在も化粧品、アルコール飲料、洗剤、白物家電、薬、銀行、鉄道、通信事業など、さまざまな産業から出演依頼を受けている。中でも話題なのが、飲食店チェーンSのCM。彼女の登場以来、売り上げが激増しているというのです」(芸能記者)
石原はSのCMで丼モノを頬張るのだが、それが妙にうまそうだと評判。姉と妹という1人2役を演じ、姉は牛丼、妹は豚丼を食べるという設定だった。
「〝石原姉妹〟が実に楽しそうな雰囲気を醸し出していました。しかも、この豚丼は意外なことでも盛り上がった。妹が『とんどん』と呼んだのですが、『なぜ〝とんどん〟なのか』『〝ぶたどん〟の方が呼びやすい』とネット上の話題にまでなりました。ささいなことですが、この石原の〝とんどん効果〟で豚丼の売り上げが一気に伸びたという話です」(CMライター)
さすが“女優”の表現力!
現在、石原は同じSの商品であるカレーのCMに登場。大きなチキンが入っており、彼女が「何、この笑っちゃうぐらい大きいチキン」と驚きながら食べる内容だ。
「これがまた、実においしそうに食べるんですよ。やはり、これが彼女の女優としての表現力なのかもしれません。このチキンカレーも非常に売れ行き好調だそうです」(同・ライター)
石原人気でSの売り上げは間違いなく上がったという。つまり〝売り上げを持っている女優〟だ。しかし、Sのファンには由々しき問題も発生。
「12月23日から主力の牛丼を軒並み値上げしたのです。290円~780円の牛丼を40円~70円の値上げ。Sは低価格の牛丼が売り物ですから、すごい値上げです」(同)
石原がCMに出ることで豚丼やチキンカレーが売れる。その一方で値上げというのも合点のいかない話だが…。
「好評な分、石原のギャラが高過ぎて値上げした、なんて冗談話もありますよ」(同)
ドラマはいまひとつでも、さすがは石原。来年も毎日のようにテレビ画面に登場することだろう。
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