この10年で「町の本屋」が3000店も消滅した。情報をネットで即時に取得できるようになった影響から、雑誌や書籍、文庫本が売れなくなった。
「書店が情報インフラの核を成した時代は終わりつつあります。そこで『顔の見えない通販ではなく、顔を見て日常生活に役立つ店舗から買いたい』という客層をターゲットに、革新的な町の本屋さんが登場してきたのです」(生活ライター)
出版物は、売れ残れば返品できるが粗利が低い。その代わりに粗利の高い文具に特化した店や、特定のジャンルだけを選書する店が増えてきた。さらに店舗の空きスペースを一般向けに開放し、シェアオフィス事業へ進出した書店もある。
鬼滅ブームなどの“神風”に頼らず…
「カフェとギャラリーを兼ね備えた複合店舗で、一般的な書店が注力しにくい海外文学などを満遍なく取りそろえている本屋さんも登場しています」(同)
昨年は『鬼滅の刃』のブームと巣ごもり需要が重なり、業界全体の売り上げが増えた年だった。だが、こうした〝神風〟に頼らず、多様な出版物を届ける使命を果たしながら、個性を前面に打ち出すことが生き残りのカギになるだろう。
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