ボートレース界の大みそかは、『プレミアムGⅠクイーンズクライマックス』だ。今年の獲得賞金上位12人による攻防を展望したい。
舞台はボートレース福岡。シリーズ戦を含めると12月26日からの6日間だが、純粋なクイーンズクライマックスのトライアルは28日よりスタートし、3日間の得点によって大みそかのベスト6が決まる。
その優勝戦線で中心となるのが遠藤エミ。今年はすでに7V。その中にはプレミアムGⅠレディースチャンピオン、GⅡレディースチャレンジCも含まれている。充実ぶりは顕著で、本命から外せない。
その遠藤に続くのが平高奈菜。遠藤とともにトライアルは1枠からの発進で、このアドバンテージは大きい。直近6カ月でみると、1コースからは単勝率8割を超えるだけに、やはり重視したい。
これを見ずして年は越せない！
両者に真っ向勝負を挑むのが小野生奈。今年は2月のレディースオールスターで遠藤、平高を倒し優勝。今回、開催地が地元福岡とあれば強みは増すだけに、前述2者と同等の評価が必要。まずは初戦の3号艇でどう結果を残すのかがポイントになる。
また、今回ギリギリで出場権をゲットした大山千広も、地元で期待したい。初戦の6号艇での戦いぶりがシリーズの流れを左右しそうだ。
年の瀬の大一番クイーンズクライマックス。これを見ずして年は越せない。