『紅白歌合戦』白組の3分の1がジャニーズ! NHKが期待する見返りとは…

11月16日に『第71回 NHK紅白歌合戦』の出場者が発表されたが、白組21組のうち3分の1の7組をジャニーズ事務所のグループが占めた。

出場するグループは、年内いっぱいでの活動休止を発表している『嵐』をはじめ、『関ジャニ∞』、『Kis-My-Ft2(キスマイ)』、『King&Prince(キンプリ)』、『Hey!Say!JUMP』、そして、いずれも今年1月にCDデビューしたばかりの『SixTONES』と『Snow Man』。

「嵐、関ジャニは実績が申し分ないので納得だが、キスマイ、キンプリ、JUMPは今年、大した活躍をしたわけでもない。デビューしたばかりの2組は滝沢秀明副社長のゴリ推しだっただけに、NHKも入れざるを得なかったが、何と昨年より2組もジャニーズ枠が増えることになってしまった」(音楽業界関係者)

NHKとしては、最大限の譲歩でジャニーズの〝言いなり〟になったが、何と『嵐』は司会も大トリも断り、大みそかに東京ドームでの無観客ライブを開催。そのライブを、休止前の花道にすることに決めてしまったのだ。

『嵐』ファンにとってはありがたい!?

「11月3日に配信した新国立競技場の公演でがっぽり稼いだので、活動最終日にもうひと稼ぎすることにしたようです。ファンにとっては、紅白でガチャガチャやるよりもありがたいのでは」(芸能記者)

とはいえ、NHKがそこまでジャニーズに譲歩したのには、それなりに理由があったようだ。

「『嵐』は解散するわけではないので、いずれ活動を再開するはず。そうなった場合、最初に出演して生でパフォーマンスする歌番組が紅白という〝密約〟を結んだようです。それがなければ、今年のようなことにはならなかったでしょう」(同・記者)

ジャニーズが裏切らなければの話だが…。