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神田沙也加さんと“2人の母親”の微妙な「関係性」…松田聖子は紅白も辞退か

神田沙也加さん
神田沙也加さん (C)週刊実話Web

歌手の松田聖子と俳優の神田正輝の長女・神田沙也加さんが12月18日午後9時40分に死去した。35歳だった。

「神田さんは、Wキャストの主演ミュージカル『マイ・フェア・レディ』公演のため、札幌入りしていました。17日の稽古には通常通り参加していたが、18日に連絡がとれなくなったそうです。正午からの開演なのに、午前10時半になっても姿を見せず、午後1時ごろに、宿泊していた札幌市内の22階建てホテルの14階の屋外部分で血まみれの状態で倒れているのが見つかった」(スポーツ紙記者)

北海道警は上層階から転落した可能性があるとして、自殺と事故の両面で捜査中。20日、黒いコートにサングラス姿で北海道入りした父親の正輝は、空港に詰めかけた報道陣から気遣われると「ありがとう」と応じ、タクシーに乗り込んだ。

「正輝さんは、18日午前にテレビ朝日系『朝だ!生です旅サラダ』の生放送に出演後、沙也加さんからの電話を受けていたそうです。21日の正輝さんの誕生日を祝う内容だったと報じられていますが、その日に愛娘が命を絶ったわけですから、ショックは計り知れない。マスコミに応対できる心理状態ではなかったはずですが、気丈に振る舞っていました」(同・記者)

「芸事をやめたらもったいない」

一方、母親の聖子は、19日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で予定していた恒例のディナーショーを中止。23~26日に大阪で予定しているディナーショーの開催も不透明で、大みそかのNHK紅白歌合戦への出場も危ぶまれている。

「聖子さんは、沙也加さんの訃報を受けて号泣。レコード会社を通じて、所属事務所が『未だこの現実を受け止めることができない』と様子を伝えるコメントを発表するのが精一杯の状態だそうです」(芸能プロ関係者)

沙也加さんには、もう一人の〝母親〟がいる。14歳でデビューしたが、高校卒業後は芸能活動を休止して飲食店でアルバイトをしていた時期に、「芸事をやめたらもったいない」と声をかけ、自身の主演舞台に誘った女優の大地真央だ。

「ここ数年、沙也加さんが〝芸能界の母〟と慕い、その存在に憧れていたのが大地さんでした。大地さんの代表作『マイ・フェア・レディ』も引き継いだ。一方、実母の聖子さんと沙也加さんには確執があった時期もあり、彼女を挟んで大地さんとも〝微妙な関係性〟だと聞いたことがある。聖子さんと大地さんは、互いにあまりいい感情を持っていないかもしれない。今後、何らかの形で沙也加さんを追悼する機会が設けられると思うが、〝2人の母親〟が同じ場に揃うことは難しいかもしれない」(同・関係者)

大地の追悼コメントに注目が集まっている。

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