東京ドーム (C)週刊実話Web
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巨人・中田翔が「中田組」旗揚げ! 来季は岡本和真と“ON復活”へ

巨人版「中田組」結成へ――。そして来季は、あの「ON打線」が復活するかもしれない。


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中田翔が56%のダウン提示を受け入れ、契約を更改した。巨人移籍後は34試合出場で打率1割5分4厘、本塁打3、打点7。今季はシーズンを通して絶不調だった。


しかし、その更改後の会見で、衝撃的なコメントも発せられた。来年1月の自主トレに19歳の秋広優人を連れて行く、と。それも、秋広のほうから「弟子入り志願」されたというのだ。


「二軍降格中、中田が懸命にバットを振る様子に心打たれたそうです。中田も若手にずっと見られていたので、手を抜けなかったのでしょう」(関係者)


秋広以外の若手も追随する予定で、今後、中田のチーム内における発言力が増しそうだ。ちょっと気の早い話だが、中田の復活は2022年開幕戦がポイントとなるという。


「来季の開幕カードは立浪和義新監督率いる中日となります」(スポーツ紙記者)


また、中日サイドからこんな情報も聞かれた。エース・大野雄大が、巨人の菅野智之の残留が決まったことを受け、「開幕戦で投げ合うことに」と話しているそうだ。早くも開幕投手に名乗りを上げたわけだが、そうなれば巨人にとっては「左投手攻略のための右バッター」がキーマンとなってくる。

威張っているくらいの方が打撃成績も良かった

「4番・岡本和真の後を打つ5番打者を固定できなかったことも、21年の敗因の1つです」(同・記者)

大野攻略のための右打者、中田が「5番・一塁」で復調すれば、岡本・中田の「ON打線」が編成される。来季開幕戦は中田にとっても、最大のチャンスとなる。


「会見では『セでも打点王のタイトルを』と語っていました。巨人打線は『岡本で走者を返す』の意識が定着しているので、本塁打を狙ってもいいと思います。これまで広い札幌ドームに泣かされてきたので、東京ドームなら量産もあり得ます」(前出の関係者)


日ハム時代だが、試合前に威張っているくらいの方が打撃成績も良かった。そういう意味では、秋広らの若手が「中田組」を立ち上げるのは、プラス材料となりそうだ。


「移籍後は口数も少なく、遠慮しがちでした。二軍降格を繰り返し、主力選手と馴染む時間も少なくなってしまいました」(同)


ちょいワル要素を秘めた令和版ON打線。トラブルはもうゴメンだが…。