社会

今年の漢字『金』に飛び交う「またかよ」「マンネリ」のシラケ声

(画像)Space Images / shutterstock

2021年の世相を一字で表す『今年の漢字』は「金」だった。「金」が選ばれるのは、00年、12年、16年に続き4回目。今年は1万422票を集めたというが、第2位の「輪」は1万304票で、わずか118票差だったという。

「すっかり年の瀬の恒例行事となった『今年の漢字』は、日本漢字能力検定協会が、その年をイメージする漢字一字を公募しています。毎年、『漢字の日』である12月12日に京都市の清水寺で発表するのが慣例ですが、今年は13日の発表になりました」(スポーツ紙記者)

ネット上には様々な意見が投稿されている。

《今年の金は、東京五輪の金メダルのことかな。もしくは中抜きの金とかw》

《お金に困る人続出の『金』か。日本は本当に貧しくなったからなぁ》

《どっちかというと、菌じゃない? ま、どうでもいいけどw》

《世の中の人が、金、金、金なのは感じる》

待ち望んでいるのは『ミヤネ屋』だけ

一方、「金」は今回で4回目と言うこともあり、マンネリ化を指摘する声も相次いでいる。

《また金かよ。いくら投票とは言え他になかったのか? ていうかもうこの発表いらなくね?》

《オリンピックの年は必ず金だろ。もはや定番化してるんだろうね。本当に意味ねーなw》

《これって殿堂入り制度はないの? 金4回目って、マンネリすぎだろ》

《ユーキャンの流行語大賞と同じくらい、どこの誰が楽しみにしてるんだよって思う。とても意味があるとは思えない》

「2009年に日本漢字能力検定協会の創立者ファミリーによる〝不正会計〟が発覚し、一気にイメージダウンしましたからね。年々、関心度も低下しているようで、発表後数日で誰も話題にすることはなくなります。本当に〝役目を終えた感〟が強い」(前出・スポーツ紙記者)

毎年の発表を心待ちにしているのは、中継で盛り上がる『ミヤネ屋』などの「昼のワイドショー」のスタッフだけかもしれない。

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