
巣ごもり「高額おせち」商戦“過熱の背景”~企業経済深層レポート
昨年来の新型コロナ感染拡大で、今年の正月は「巣ごもりおせち」が人気を博したが、来年の正月に向けても、おせちの予約が絶好調だという。中でも今年は「高額おせち」がトレンド。その驚きの中身と最新状況を探った。
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やはり、正月のおせちといえば人気は百貨店。老舗の『三越伊勢丹ホールディングス』では、三越が高額おせちをズラリとそろえた。百貨店関係者が言う。
「三越は例年になく注文の出足が早い。有名料亭の限定おせちが、かなりの高額にもかかわらず次々とソールドアウトしています」
例えば、日本料理店の『青柳』(東京・麻布台)が作る20万円台の和風おせちは、オンラインストアでは早くも完売状態。なぜ、高くても完売するのか。やはり中身に魅力があるからこそ、消費者の興味をそそるのだろう。
「青柳といえば、日本を代表する〝和食の達人〟小山裕久氏のおせちだ。メニューは三段『初日』で、鯛からキャビアまでオール国産。贅を尽くした料理34品が盛り込まれる。彩りも美しく正月早々、至福の心境になれると評判です」(同)
同じ三越では、価格が4万円台とプチ豪華な和洋中三段『巨匠のコラボレーションおせち』も注目の的。贅沢極まりないコラボに、業界でも意欲作と評判だ。
「一の重は新宿の日本料理『鈴なり』の村田明彦氏による和風おせち、二の重は飯田橋のフランス料理店『ソンブルイユ』の総料理長・若月稔章氏のフランス風おせち、三の重は『赤坂璃宮』のオーナーシェフ・譚彦彬氏の広東料理おせちで、業界でも意欲的なコラボと話題です」(同)
家の中だけでも正月気分を味わいたい
高額といえば東京『松屋銀座』が、2022年の内覧会で発表したおせちも話題を呼んでいる。フードアナリストが解説する。「40万円というゴージャスおせちは、銀座の高級レストラン『銀座ブルガリ イル・リストランテ』のイタリアン風だ。中身は50年熟成のバルサミコ酢を珍味キノコの一種、白トリュフにかけたもの。また、チョウザメのキャビアやオマール海老、タラバガニなどが入った超豪華版です」
また、同じ松屋銀座では、東京・神楽坂にある日本料理店『懐石 小室』が作った30万円の高額おせちも話題となった。
その中身は、超一流の国産タケノコの煮もの、北海道・前浜の『干し数の子』を水戻ししてから味つけをした逸品のほか、約400年続く鮒寿司、マツタケ、伊勢海老など、贅沢を極めた〝宝箱〟のような仕上がりだという。
小売業関係者が、こうした高額おせちが次々と売れる背景を解説する。
「新型コロナの感染が始まって、来年は二度目の正月です。特に昨年暮れから今年の正月は、旅行や帰省、初詣もままならなかった。そのため、ひたすら巣ごもり状態に耐えた人たちに、家の中だけでも正月気分を味わいたいという意識が高まり、おせちの売れ行きが大幅に伸びたのです」
今年は11月以降、コロナの感染者数がやや沈静化し、景気全般に明るい兆しがある。しかしながら派手な海外旅行や多人数での外食は、まだまだの空気である。
「そのため今年は、せめて昨年に控えた帰省を実現し、故郷でお正月を迎えたいと考えている人が多いと予測される。しかも、2年ぶりに親族が集まるなら、いつもより派手でリッチな気分を味わいたい。それがネット通販で高額おせちが売れている背景です」(同)
作るものから買うものという意識の変化
もう1つ見逃してはならないのは、おせちに対する考え方の変化だ。前出の百貨店関係者が言う。「昔は、おせちは家人が個々の材料を購入し、お重に詰めて家で作るものでした。しかし、近頃はまるまる『購入するもの』になってきた。百貨店全体の売り上げは厳しい冬の時代が続いていますが、おせちに関しては毎年少しずつ売り上げが伸びている。それが何よりの証拠です」
おせちの市場規模は、2000年ごろは約300億円と言われていた。それが作るものから買うものという意識の変化に加え、コロナ禍という要素が加わったことで、昨年は20年前の倍、約600億円市場に拡大した。そして、さらに今年は高額というキーワードも増えた。百貨店のバイヤーが言う。
「問題は『コロナ特需』以降です。高額おせちブームも、先々はどうなるか分かりません。おせち商戦を盛り上げていくには高額にこだわらず、現在の販売個数400万個をどう伸ばすかがポイントです」
日本の総世帯数は、21年の総務省統計では約5950万世帯。おせち市場は、今後も大きく伸びる余地はあるという。
「庶民の購入しやすい価格設定にして、なおかつ中身を充実させれば、さらに魅力のあるおせちとなり、消費者の購買意欲をそそるでしょう」(同)
いずれにしても、新たな新型コロナの感染拡大さえなければ、来年の正月こそは久々に全国各地で、豪華なおせちを囲んでの家族団らんが増えそうな気配だ。
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