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島田紳助“引退から丸10年の節目”…大みそか特番で電撃復帰情報

島田紳助
島田紳助 (C)週刊実話Web 

〝お笑い界のレジェンド〟〝テレビ界の帝王〟として語り継がれている島田紳助氏に、またしても芸能界復帰話が持ち上がっている。日本テレビが大みそかに放送する『絶対笑って年越したい!笑う大晦日』の〝シークレット・サプライズ・ゲスト〟候補として、水面下で熱烈オファーを展開しているのだ。

「どうやら今回は、紳助氏は1回のみのお試し復帰になる予定。世間の反応次第で、正式に芸能界復帰を決断するという話のようです」(日テレ編成関係者)

テレビ界では『お化けと紳助はこれまで出た試しがない』という格言が定説化している。しかし、大みそかの『絶対笑って年越したい――』ばかりは、この格言が白紙撤回される可能性が高いというのだ。

「日テレの背後には吉本興業が控えており、紳助氏の復帰は吉本の意思でもあるからです。そもそも、吉本興業の大﨑洋会長は常々、紳助氏に対し『いつでも戻ってきてほしい』と熱烈ラブコールを送ってきた。『ダウンタウン』の松本人志でさえも、紳助氏の熱狂的信奉者なんです。マッチョな体型になったのも、紳助氏がそうであるように、本人からアドバイスがあったからなんです。いずれにせよ、紳助氏の復帰に対し吉本内で異を唱える者は誰もいません」(放送作家)

紳助氏が芸能界を追われた理由は2011年8月、広域暴力団幹部との密接交際が発覚したこと。緊急記者会見の席上、「僕の中ではセーフだと思っていた」という言葉を残し、潔く芸能界から姿を消した。それは引退後も何らブレることなく終始一貫している。

「すべてのメディアと距離を置き、50代の若さでハワイや沖縄・宮古島などで完全隠遁生活を送っていました。しかし、あれだけテレビのスポットライトを浴びた人気芸人です。木下優樹菜、里田まい、スザンヌなどのおバカタレントをはじめとする紳助ファミリーの芸能人はゴマンといた。引退で肩の荷が下りた半面、一抹の淋しさもあったようです。口では『復帰はしない』と明言しながらも、内心は芸能界復帰の機会を密かに窺っていたフシもあった」(制作関係者)

今回が四度目となる復帰計画

紳助氏を巡ってはこれまで、日本テレビが中心となり三度も復帰計画が綿密に練られてきたという。しかし、いざ実現となりそうな段階になって、タイミングや世情などの問題が重なり、水泡に帰している。

「実は、紳助氏が引退前に司会を務めていた『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)を復帰の舞台とすることに、本人も吉本も納得していたようです。一度目は引退から丸4年経った2015年8月です。ところが当時、六代目山口組が分裂し、神戸山口組を結成したことで、この復帰計画は白紙になった。というのも、紳助氏は暴力団との親密交際で芸能界を引退しているわけですから…。二度目は2019年7月で調整されていたが、またしても間が悪いことに『雨上がり決死隊』の宮迫博之、『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮らの吉本所属芸人が反社会的勢力から斡旋された闇営業での金銭授受が発覚して大騒ぎになっていた。宮迫など吉本に造反する所属芸人も出てきたため、社会を巻き込んでの大混乱に陥り、再び復帰企画は流れてしまったんです。三度目は今年のゴールデンウイークです。しかし、折からの新型コロナウイルス感染拡大第5波で、復帰話どころではなくなってしまったんです」(日テレ関係者)

吉本のお家騒動もひと段落、コロナ感染者も激減している今回は、紳助氏にとって引退から10年の節目で、四度目の機会到来になるわけだ。

大みそかに負けるわけにはいかない日テレ

「復帰話は日テレサイドから水を向けたそうです。毎年恒例だった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』が休止になり、6時間の『絶対笑って年越したい!笑う大晦日』が放送される。人気芸人が東西に分かれて対決するネタ見せ番組です。日テレは2010年から11年連続で〝紅白裏番組〟の民放視聴率トップを獲得してきた。『ガキの使い』を放送しないからといって、絶対に負けるわけにはいかない。番組にイチ推し目玉企画がない中、紳助氏の名前が出てきたわけです」(日テレ関係者)

ちなみに、大みそかの夜に放送されるNHK以外の番組編成はこうだ。TBSはタレントが「鬼」に立ち向かうシューティングサバイバル番組『THE鬼タイジ~大晦日決戦in鬼ヶ島~』、フジテレビは恒例となった総合格闘技『RIZIN』、テレビ朝日は3年連続で『ザワつく!大晦日』、テレビ東京は『孤独のグルメ2021大晦日スペシャル』を放送する。

「今のところ紳助さんにどのような形で番組に復帰してもらうのか模索している段階です。観客席に何げなく座っているパターンもありですよ。あるいは審査員とか…」(業界事情通)

さらに、日テレサイドには全く予期していなかったうれしい誤算が生じるかもしれない。

「当初、番組出演を渋っていたダウンタウンの2人が司会を受けるかもしれません。もちろん、紳助さんの出演が絶対条件です」(前出・放送作家)

果たして、紳助氏の復帰は実現するのか。それとも、ただの絵に描いた餅で終わってしまうのか。大みそかに〝行列〟はできるか。

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