SGチャレンジカップも終了し、年末グランプリのメンバー18人が出そろった。
今年のグランプリは、聖地・住之江が舞台。今回は、出場メンバーを紹介しながら展望してみよう。
まずは、勝ち上がりスタイルについて説明したい。選考順位7位~18位の12人がグランプリ1stから出場し、その得点上位6人がグランプリ2ndへ進出し、選考順位1位~6位の6人を加えた12人で最終的なファイナルベスト6を争うシリーズだ。
中心は2nd組。やはり現ボート界ナンバーワンの峰竜太だ。初めてのグランプリ制覇が2018年の当地だった。その後も抜群の戦績を上げており、優勝候補の中心は動かない。
1年間の集大成! 興味が尽きない6日間
次いで白井英治。チャレンジカップの最終日に勝負駆けを決めて、グランプリ2ndの切符を手に入れた。進入から前づけに動くなど、その思いは並々ならぬものがあったに違いない。当地のグランプリは19年、20年と連続してファイナル進出(3着)と実績も豊富だ。
そして、原田幸哉も当地で昨年、GⅠ高松宮記念を制覇。今年は12年ぶりにSGも制覇し、完全復活を遂げてグランプリ2nd入りを決めた。
グランプリ1st組では、先のチャレンジカップを制覇した辻栄蔵が勢い十分。16年以来5年ぶりのグランプリで意気上がる。もちろん、地元の石野貴之も虎視眈々。グランプリは過去7回出場し、うち6回でファイナル進出。地元水面で一層、期待が集まる存在だ。
1年間の集大成「グランプリ」は、興味が尽きない6日間となる。
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