12月1日、メディアの調査・分析を行う「ニホンモニター」社が、今年1月から11月までのテレビ番組出演者データを基にした『2021年タレント番組出演本数ランキング』を発表した。
1位バナナマン・設楽統、2位麒麟・川島明、16位極楽とんぼ・加藤浩次といった「朝の顔」がランクインする中、同じくテレビ朝日系の朝の情報番組『グッド!モーニング』に起用されているフリーアナウンサーの新井恵理那が、17位に食い込む健闘を見せた。
「総合では17位ですが、『タレント部門』では5位にランクインしているほどです。出演本数379番組で、フリーアナの中ではダントツ。彼女は、とにかく視聴者からの好感度が高いんです」(テレビ局関係者)
フリーアナの中ではトップクラスの「勝ち組」だが、意外にも新井には〝手にしていない称号〟があるという。
アナウンサーとして見られていない
「驚くべきことに、毎年恒例の『好きな女性アナウンサーランキング』のトップ10に、一度もランクインしたことがないんです」(芸能記者)
もともと「局アナ」が強いランキングで、今年トップ10入りした「フリー」は有働由美子アナと田中みな実だけとはいえ、これほど露出している新井が入らない理由は何か。
「完全に女優業にシフトしている田中もそうですが、新井も〝アナウンサーとして見られていない〟可能性があります。朝の番組ではアナウンサーらしい仕事をキチンとこなしていますが、バラエティー番組などでは完全に〝タレント扱い〟ですからね」(同・記者)
2014年に出版された写真集『えりーなのために』が再重版になるほどの人気ぶりだが、こちらもアナウンサーとしての評価とは真逆で、単に「昔の水着姿が見たい!」というファンのリクエストが多かったからだという。
「登録者が8万人を突破したYouTubeではすっぴんをさらし、番組で寝るときにふんどしを愛用していることをカミングアウトするなど、本人はアナウンサーで売れたいというより、タレントでもなんでもいいから『売れればオッケー!』が本音なんじゃないですか」(同・記者)
田中や鷲見玲奈の路線で、どこまで生き残れるか。
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