今、テレビ朝日の看板ドラマ『相棒』の〝新相棒〟を巡って雑誌、芸能サイトが予想合戦の真っ最中だ。
冠城亘役の反町隆史が、放映中のseason20で降板決定。反町の消え方より、すでに新相棒の名に注目が集まっている。
「新相棒の候補は、森田剛、稲垣吾郎、竹野内豊、向井理…急浮上しているのが田中圭です」(ドラマライター)
この中で支持が多いとされるのが、本サイトがいち早く報じた森田だ。
「一部女性誌サイトは、森田は風貌も個性的だし、寝食を忘れて犯人を追う役がよく似合うとしています。元アイドルらしく、インパクトは強い」(同・ライター)
しかし、森田には難点もあるという。
「主人公の杉下右京役の水谷豊は身長168センチ、森田は公称163センチ。反町含め、歴代の相棒たち、寺脇康文、及川光博、成宮寛貴は皆、水谷より高かった。となると、森田刑事はどう映るか。格闘シーンが少ないドラマですが、いろいろと工夫する必要があるかもしれません」(テレビ雑誌編集者)
一方、稲垣吾郎を推す声も多い。あの捉えどころのない雰囲気は、やはり買えるという。
早くから出ていた稲垣吾郎の名前
「稲垣の名前は、かなり早くから出ていました。相棒ファンの間でも一番評価が高い。ただ稲垣を起用すると、マスコミの予想に水谷が押し切られた形になる。プライドが許すかどうか」(女性誌記者)
竹野内豊説はどうだろうか。
「格好いいし、見栄えで反町にも見劣らない。独身の大物俳優として最適。でも俳優として大物過ぎて、水谷は起用しないと思います」(同・記者)
向井理の名前も出ている。彼も長身で美形がウリだ。
「顔に表情が乏しく、演技力が弱い。刑事役は合わなそうです。向井の線は低いと思います」(前出のテレビ雑誌編集者)
そんな中、急上昇しているのが田中圭だ。目下、人気抜群の俳優。クールな役からオチャラけ役まで、あらゆる役柄をこなせる万能派。
「田中を使えば間違いなく視聴率が上がるでしょう。しかし、売れっ子過ぎるので、田中の方が受けるかどうか。水谷が直々にお願いすれば実現する可能性もあると思います」(同・編集者)
業界の評価を総体的に見ていくと、
「本命・森田、対抗・稲垣、穴が田中でしょう。実は大穴で中村倫也の名も出ています。薄顔の部類ですが、演技は実に味わい深い。窓際刑事役はピッタリです」(同)
この中から新相棒が出るか、興味は尽きない。