AKB48の姉妹グループで、ベトナム・ホーチミンを拠点として活動していたSGO48が、結成3周年となる12月22日をもって解散することが発表された。
グループの公式ツイッターでは、「SGO48の今後の活動の制約面について、関係者において協議・検討を重ねた結果、この程3周年の12月22日をもって、SGO48の解散を決定致しましたこと、皆さまにご報告申し上げます」と説明。同じくグループのfacebookでも「世界的流行の新型コロナウィルス感染症は、ここベトナムでも猛威を振るい、ホーチミン市を始め、ベトナム各地にまで感染が広がり、社会的隔離措置の対応の中SGO48の活動も大きな影響を受ける結果となりました」と、新型コロナウイルスの影響による解散であることを明かし、メンバーの今後については、「現状では決定しておりません」としている。
国内「解散」第1号はNGT48か
「海外の姉妹グループのうち、インドネシア・ジャカルタが拠点のJKT48、タイ・バンコクが拠点のBNK48などは順調に活動を行っているが、運営しているのは、あくまでも現地法人。資金繰りや活動方針も現地スタッフに委ねられているが、解散は史上初とあって、今後のAKB48グループ全体にも影響を与えかねない」(音楽業界関係者)
国内の地方都市にある各グループの運営も、それぞれに任されているが、いよいよ国内のグループにも大きな動きがあるかもしれないというのだ。
「新潟を拠点とするNGT48は、2018年12月に発生した元メンバーで女優の山口真帆に対するファンが起こした暴行事件のマイナスイメージから回復できていません。先日は、エースの荻野由佳が卒業するなど、まったく明るい未来が見えてこないため、解散説まで浮上し始めている。まずは、大幅にメンバーのリストラが行われ、それでも人気が回復しなければ、解散も視野に入ってくるはずです」(芸能記者)
世界的ネットワークの核となるAKB48も、一昨年までは大みそかのNHK紅白歌合戦に連続出場していたものの、昨年と今年は連続して落選している。SGO48の解散は、「AKBグループ全体の終わり」の始まりなのかもしれない。
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