去る11月末、大ヒット失恋ソングを歌って『NHK紅白歌合戦』にも出場経験のある男性歌手Aの〝ゲイビデオ〟出演疑惑が突如、浮上した。
問題の作品は2015年にリリースされた15分ほどの短い動画だが、メーカー側が今年11月下旬に再リリースしたことでマニアの目に止まり、ネットで拡散の後、大騒動に。確定的な証拠はないものの、当時18歳で一致する年齢、すぐに販売ページが削除されたこと、そして何より顔から話し方に至るまでソックリという点で〝99.9%本人〟とみられている。
前代未聞と言える〝『紅白歌手』のゲイビデオ出演〟という今回の騒動。しかし、芸能界を見渡すと、意外にもこうした過去を持ったタレントは多く存在しているのだ。
13年、前年の流行語大賞も獲得した時の芸人・Bに、ゲイビデオ出演の過去が降って湧いた。出演したのは『イクとこ100連発2』なる05年の作品で、そこにはまだほっそりとしたイケメン風な〝B疑惑〟の姿が。出演シーンは1分ほどと短いが、男性から優しく激しく責められるという超衝撃的なシーンが収められている。
後にBの所属事務所が「大きさが全然違う」と疑惑を否定するも、ホクロの位置やヒゲの剃り跡まで一致しているため〝本人に間違いない〟というのが定説だ。
“下積み中で金に困って”がお決まりパターン?
YouTube動画で近年再ブレークを果たしたピン芸人・Cも、過去に〝出演疑惑〟がある。時は世紀末の1999年、作品名は『変態面接官スーパー11』。Cは椅子に座って拘束具を着けられると、男性に生々しく責められる。
しかし、こちらは古い作品で在庫が少なく、出回ったのもキャプチャ画像のため、Cの所属事務所は週刊誌記事で「アイコラ写真でお笑いのネタにされてしまったのでしょうか」と言葉を濁している。
あくまで否定的な2人に対し、堂々とその過去を公言しているのが『ダイノジ』の大谷ノブ彦だ。大谷は14年の映画イベントで、「実は僕、1回だけゲイビデオにだまされて出演したことがあるんです」「金なくて『モデル募集』という求人に応募したら、埼玉の草原に連れて行かれて」などと自ら告白。後にツイッターで《ゲイビデオって言ったら絡みやったみたいになるなぁ。それは経験ない。裸で草原走らされたんだよ》などと明かし、あくまで〝イメージ映像〟だったと釈明した。
「こうして見ると、過去に出演しているのは芸人、それも売れない時代が多い。某スポーツ選手もそうですが、やはり〝下積み中で金に困ってやむなく〟という動機がほとんどなようですね。自身の性癖から出演するというパターンはなく、十中八九ノンケなようです」(成人誌記者)
冒頭で挙げたAも、歌手を夢見た下積み時代で金に困っていたのか…。
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