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『スッキリ』加藤浩次が“税金の無駄遣い”を擁護で大炎上!

加藤浩次
加藤浩次(C)週刊実話

日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ』MCの加藤浩次が、税金の無駄遣いと利益誘導政治を容認したとして、ネット上で猛批判を浴びている。

発端は、12月2日の放送で発したコメントだった。政府は18歳以下に現金5万円、クーポン券5万円相当の計10万円を給付することを発表しているが、現金10万円給付が約280億円の事務費で済むのに対し、クーポン込みだと3倍以上の1000億円近くに上ることが野党の事前質問通告により発覚。11月29日には松野博一官房長官が、クーポン給付の事務費用として967億円を2021年度補正予算案に計上していると会見で明らかにしている。

しかし、これには「非効率」「税金の無駄」などと批判が多く、各ニュース番組でも議論の的に。「スッキリ」もこれを扱ったわけだが、何と加藤は「逆の見方、経済効果という意味で、いろんな企業にお金が入っていくわけじゃないですか。これって経済効果じゃないんですか?」と、これを擁護し始めた。

続けて、加藤は「いろんな企業にお金が入って潤うという考え方は?」と、経営コンサルタントの坂口孝則氏に質問。氏がこれに「できると思います」「クーポンを配ると生活必需品を買いますよね? 日常品を買った金額の浮いた分は貯蓄に回るだけなので、そんなに経済効果は期待できないと思う」と、現金給付より経済効果が見込めると答えると、加藤は「いろんな企業がもうかって、潤って、その人たちがまたお金を使ってっていうのは経済効果だと思うけど」と、重ねて〝経済効果〟を強調したのだった。

論点ずらしの上に癒着・腐敗を容認…

この発言に対し、視聴者からは、

《これを突き詰めると賄賂であれ、癒着であれとにかくカネが流れれば経済効果ということになってしまう》

《そもそも補助目的で金配るのに、経済効果がある! とかバカじゃねぇの》

《差額の700億でもっと支援を行き渡らせろって話だろうが》

《特定の業者にのみカネが落ちる腐敗構造と配分による経済効果を混同しないでください》

《そもそも生活困窮支援のためですよね。そこを忘れてるのか?》

《税金無駄遣いしまくっても経済効果あるのでセーフ理論は草》

《オリンピックでお弁当約13万食廃棄で1億円以上だったけど あれも経済効果やったんやなぁ》

などと批判が殺到。公平性・効率性を全く理解していない加藤に対し、多くの怒りが向けられた。

コロナ禍で生活が困窮した国民の叫びを、高所得者の芸能人がMCを務める番組で扱うと、やはり大きなソゴができてしまうようだ。

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