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鬼束ちひろ「階段転落」で奇声を上げてパニックに!有名病院“出入り禁止”の顛末

寄稿者 Andrey Arkusha
(画像)Andrey Arkusha / shutterstock

11月28日に救急車を蹴ったとして、警視庁渋谷署に器物損壊容疑で現行犯逮捕された歌手の鬼束ちひろが、11月30日に東京湾岸署から釈放された。

「集まった約50人の報道陣の前には姿を見せず、迎えの車で同署を後にしました。鬼束が座っていたとみられる後部座席は黒いカーテンで仕切られ、様子は確認できませんでした。謝罪会見などの予定も聞こえてきていませんね」(スポーツ紙記者)

同日午前、東京地検に送検された鬼束だが、その際もマスクを着用して車内で視線を落とし、表情は確認できなかった。

「通常、この程度のトラブルなら、いったん身柄は拘束されたとしても、処分保留などで即日釈放される事件だと思います。一部で〝薬物検査〟を受けたとの報道もありましたが、よほど常軌を逸した言動があったのかもしれませんね」(同・記者)

事件当日、パチンコをしていた鬼束は、一緒に遊んでいた友人の女性が遊技台の演出フラッシュで痙攣を起こして気絶。店側が救急車を呼んだところ、60代くらいの男性客が「ギャンブル中毒者なんて助けるな! 救急車を呼ぶのに税金が何万かかるか知ってるのか!」などといちゃもんをつけたという。この言葉に激昂した鬼束が、「あいつを逮捕しろ!」と救急隊員に主張したが、「僕らはそういうことはできない」と拒否され、「なんでだよ、ちくしょー!」と泣き叫びながら救急車を蹴ったとされている。

“自称シンガー・ソングライター”

「経緯が明らかになるにつれ、同情する声も出始めていましたが、そもそもここ数年、彼女の情緒不安定さは関係者ならみんな知っていることでしたからね」(音楽関係者)

2012年に開設したツイッターで、《あ~和田アキコ殺してえ》《なんとか紳助も殺してえ》と投稿。大炎上して謝罪する騒動に発展したが、私生活でも表沙汰にならないトラブルを起こしていたという。

「都心に芸能人御用達として知られる病院があるんですが、一時期、鬼束さんもそこに通院していました。たしか、当時はのどの調子を診てもらっていたと思うが、ある時、突然、院内の階段から転落したというんです。本人も、なんで転落したかのか分からず、転落後に奇声を発していたため、病院のスタッフたちがかけ寄って、なんとかなだめたそうです。以来、鬼束さんはこの病院を出入り禁止になってしまっています」(同・関係者)

レコ大作詞賞も受賞していながら、今回の事件では朝日新聞に「自称シンガー・ソングライター」と報じられた鬼束。近年、それほどまでに忘れ去られていた歌姫だが、こうした挫折も乗り越え、再び素晴らしい楽曲を生み出してもらいたいものだ。

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