お笑いコンビ『TKO』の木下隆行が、「リングに上る」ことが11月27日に発表された。ABEMAの番組『会長。亀田興毅~ボクシング3150計画~Vol.1』の企画として、12月16日に大阪でプロレスラーの丸藤正道(ノア)とボクシングのスパーリング形式で戦うというのだ。
記者会見で木下は、「(亀田)興毅会長から『ボクシングの試合に出ませんか?』とオファーいただき、僕の人生を変えるためにオッケーを出させていただきました。当日、TKOされないように頑張りたいと思います」と意気込みを語ったが、相手が現役のプロレスラーということについて「興毅会長のマッチメークが下手すぎる」と愚痴り、「オーラがめっちゃ怖いですやん。リングで戦っている人の顔しています」と怯えた様子だった。
一方の丸藤は、「亀田会長と何度かお会いする機会があり、真摯な部分とボクシングへの恩返しをしたいという気持ちを聞きました。自分もプロレスを盛り上げたい。今回に関しては短い時間になりますが、リスペクトを込めて(木下と)ガッチリやりあえたらと思います」と不敵な笑みを浮かべ、「ボクシングが奥深くて身体で覚えないといけない」と、初体験のルールへの適応状況を説明した。
「怪我させませんように…」
この対戦が発表されるとネットは騒然。
《ブヨブヨの体でリングに上がる事だけはやめてくれ》
《プロレスラー丸藤がTKO木下とボクシングで対決って…ちょっと色々渋滞しすぎちゃう? 競技の専門家がいない… 怪我させませんように…》
【《》内はすべて原文ママ・以下同】
否定的な意見が大半を占めていることに驚いた丸藤は、「賛否の否がハンパねぇ!これが俺に対してもあるだろうけどTKO木下さん効果なのか?」とツイート。木下は11月28日にYouTubeに投稿した動画で、「最悪や。相手がプロレスラーなんて聞いてない。相手(丸藤)は俺よりも若い。毎日運動している。不摂生の太った芸人、勝てる?」とボヤキ倒したが、最終的には「好きな人も見てるし、初めて付き合った人も見てるし、娘も見ている。カッコ悪いとこ見せられへん」と真剣な表情を見せ、ボクシングジムへ練習に向かった。
スパーリング形式とはいえ、2分2ラウンドの合計4分間、重いグローブをつけてリングに立っているだけでも重労働だ。体重113キロで49歳の木下が、どこまでやれるのか。グダグダになる予感しかない。
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